「雪の轍」で第67回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したトルコの名匠ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督が、トルコ・アナトリア東部に広がる荘厳な自然の大きさと、自我に縛られた人間の悲しいほどの小ささを大胆…
>>続きを読む 叩かれる気はするけれど、主人公に可哀想という思いしかなかった(冒頭のロリ的部分を除く)。ほぼ全てのレビューが男に否定的で、うっそマジでと思っている。
けれど男は望まずにこの場所にいる。むしろ早…
長尺過ぎていつも、見るのを萎縮してしまうヌリ・ビルゲ・ジェイラン作品。
見たら結局傑作なんだよな。
この作品も198分あるのに、全く飽きず、人間描写に揺さぶられた。
一回二時間以内で作ってくれたら、…
比較的四季がはっきりしていた日本でも最近は、人にとって心地よいはずの春と秋が花粉とインフルエンザによってすっかり様変わりしてしまった。加えて夏は猛暑に大雨、冬はコロナと大雪によって、もはや1年を通し…
>>続きを読む2023年のトルコの映画。雪に閉ざされた町で、主人公は教師を務めている。さまざまな人間との接触、会話のようすから、主人公の人格を知ることができる。足を失いながらも強く生きる女性とワインを飲みながら議…
>>続きを読むアナトリアの小さな村で教員をやっている男の低回。ねたみとそねみ、我欲と狭量と近視眼と疑心暗鬼が克明に描写されていく。嫌な男だが、かれが持っている表と内の乖離はわからないものではなく、すべての気まずさ…
>>続きを読むヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作。
『昔々、アナトリアで』(2011)、『読まれなかった小説』(2018)のトルコの鬼才:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の新作で、トルコ・東アナトリアに暮らす美術教師の…
利己的でプライドが高く、急に子供相手に高圧的になったり、友人に勧めた女性を寝取ってみたり。。サメットの気持ち悪さがなかなかのものだった。
ラストのセヴィムへの想いも鳥肌ものだったし、あのメタ演出に…
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