お父さんの本音みたいなものは最後までわからないままだったなぁ。今さら否定は出来ないという感じだろうか。家族が分断されているのがやるせない。驚くのが北朝鮮での映像の豊富さ。楽しそうに過ごす兄家族を見て…
>>続きを読む仲の良い父と娘。だけど、思想は違う。歴史的な背景を知らなければ、アボジたちが北朝鮮に尽くす気持ちはひとつも理解できない。日本に住む両親が仕送りをしてあげないと生活のできないところに送り、生まれ育った…
>>続きを読む ベルリン国際映画祭で、最優秀アジア映画賞を受賞。北朝鮮に“帰国”した3人の兄たちと、朝鮮総連の活動に人生を捧げた両親を記録した父親と娘との離別と再会、そして和解を描く感動作。
作品を見て、ある程…
このレビューはネタバレを含みます
だいぶ前に知ってからずっと見たいと思っていた作品。
チャーミングなアボジ。
在日朝鮮人のつらさの根源は日本人が作ったものであるとされているので、どうしても負い目を感じてしまう。
言葉は通じても分か…
すばらしい。在日やコリアン、北朝鮮や韓国。資本主義と共産主義。こうしたテーマはロジカルに対立的にどちらかの視点から主として政治的に語られることが多かった。
ヤン監督は複雑極まる家庭環境にありながら…
朝鮮総連の大物がお父さんというご家庭のポートレイトドキュメンタリー。
在日朝鮮人の成り立ちからやってくれるので勉強はかどる。
いわゆる在日と呼ばれているみなさんは、ほぼ全員が韓国出身。来日当時は北朝…
なぜ父は北朝鮮にここまで肩入れするのかと思ってしまいます。停電があたりまえの国に息子3人を「帰国」させて大変な生活をしているのに、何が祖国万歳かと。痩せっこけてましたよ。わかりあえない父と娘ですが、…
>>続きを読む北朝鮮という地で
「日本語」が喋れる人々が
笑って将軍様を崇拝している違和感。
しかしそれはごく普通のことで、
この父親は日本で暮らしていても
戦争時代の苦しみから、
そして祖国を救った神として、…
2005年ヤン・ヨンヒ監督。朝鮮総連幹部として北朝鮮に忠誠を尽くして生きていた父の姿を、北朝鮮に批判的ながらも家族を愛する娘であるヤン監督が追ったドキュメンタリー調の映画。戦後日本で北朝鮮にいわば…
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