なぜか2組しか住んでいないタワマン…、内部に渦巻く静寂と孤独がうらやましくて、ゾクゾク。
また父と息子の直截かつ繊細な会話場面には、過去のゲイ映画にない深化があった(FGH、PSBなど80年代のゲイ…
TOHOシネマズ新宿
2024年劇場鑑賞 34本目
原作は山田太一
大林監督「偉人たちとの夏」のリメイク
主人公アダム(とハリー)の徹底した孤独
終始不穏な違和感が漂う
彼の住むマンションに人…
このレビューはネタバレを含みます
大林監督版の亡霊に付き纏われましたが、アンドリューヘイの物語に落とし込まれており、家族との幸せな思い出だけでなく後悔や赦しを描いているのがリアルな親子関係を垣間見ているようでヒリヒリしました。
母親…
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あんまり好みではなかった!
画面は美しかったし、大人のまま子供として両親の幽霊(妄想?)にケアされていく描写は興味深かった
けれどあまり好奇心をくすぐられない
主人公の性格や心情があまりわからないま…
このレビューはネタバレを含みます
山田太一作の原作「異人たちの夏」は5年ほど前に読了。
主人公の抱く痛い程の寂寥感や、両親との突然の別れによって向き合うことができずに冷凍保存していた感情たちと「異人たち」との交流を通して丁寧に向き…
異人たち…
確かに幼い頃に両親を亡くせば
親を求める気持ちも強いだろうし
話したい事もたくさんあるだろう
求める事で昇華される何かが
あるのかもしれない
見ていて幸せなようで同時にとても切なかった
…
どうしようもなく、号泣してしまった。似た経験、体験があるわけではないのに。"残された側" の喪失。空洞。思い出にすがって癒えるものと癒えないもの。
この世界がどこだとか、彼は誰だっただとか、そんなこ…
このレビューはネタバレを含みます
家族、友人のように愛してくれる人がいること、帰る居場所を作ってくれる人がいることのありがたみを改めて噛み締めた。
主人公への感情移入のさせ方が巧み。ただちょっと悲しすぎないか。人を想う美しさとメイン…
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