コロコロコミックですか。勃ち上がる血潮、硬派の発散的暴力。雪中の思い人、続編ですかと急展開で東京へ出立にて終。カンフー映画ばりにちゃんと修行するの笑う。コミカル殺陣、改造たわし凶器、決闘の空っ風、豆…
>>続きを読む脚本は新藤兼人。しかし清順は大幅に手を加えた。北一輝を登場させたのも清順。ラストは、新藤兼人シナリオは、雪の中、学校へ急ぐ。
清順の書き込みは、新聞記事「反乱の思想的指導者、北一輝」。キロク「杉田、…
カフェで北一輝(緑川宏)が店員と会話するシーンでは、その顔を隠されている。その後にはディゾルブする北一輝の顔と高橋英樹の顔が擬似的に切り返されると同時に重なる流れがあり、乗り移ったかのように思わせ…
>>続きを読む 喧嘩シーンでBP弾のような球を弾く時の球が近寄ってくるアニメーションのような画面と、ぐるぐる足が広がっていく場面など、終始コミカルに喧嘩を捉えていて、ワクワクする。
これを見た後に『悪太郎』を…
清順は新藤兼人の脚本が「喧嘩ばかりで軸がない」ので北一輝のエピソードを加えて撮影したという。いろいろあったに違いない。この頃の日活の制作体制はどうなっていたのだろう?本作のクレジットにはプロデューサ…
>>続きを読む直近で「しろばんば」を観たせいか日本人の魂について考えて見たくなる、戦前日本を描いて空前の青春哀歌。浅野順子に芦川いずみが被り更に死んだ従姉に被った。高橋英樹の反骨精神と持て余す若いエネルギーの方向…
>>続きを読む久しぶりに再見したけどやっぱり面白い。
昭和初期、喧嘩に明け暮れる主人公と北一輝思想を被らせる辺りが巧妙。喧嘩による日本改造計画。
戦前の岡山県を舞台にした不良中学生たちの青春グラフィティー。全編…
超ド級の活劇大傑作。青春を棄て喧嘩にすべてを捧げる男たちの暑苦しさと汗の臭いが漂う。暴力と暴力が対立し、さまざまな形の暴力が交錯する。アクションのネタが尽きない清順マジック!
これぞマイベスト清順…