何かとんでもない映画を見た気がする。演出とせりふ回しが、まるで舞台を見ているような感じ。ずっと映像にくぎ付けにされたけど、これはどう評価すればいいのか。でも、杉村春子と乙羽信子の演技だけでも見る価値…
>>続きを読む【お家で映画】
映画作りそのものが輝く
新藤兼人監督が杉村春子さん、そして新藤監督のミューズ、乙羽信子さんを主演に製作された本作。
正直なところ、内容的に入り込んで共感しながら見るにはまだまだ私…
2015年95本目
主演の杉村春子は小津映画と違って老齢で、それはそれでまた味のある演技。メインキャストの年老いた顔のアップを多用し、死を匂わせる内容が続くけど、途中途中で突拍子もない事件が起こった…
静かですが、起伏のある内容でした。
ところどころシュールなシーンもあって面白いです。白黒映画のような、コミカルなコメディを感じました。
若人のこれでもかというギラつき。若い頃の松重豊いいですね。
死…
老いと死。
普遍のテーマを心地よい温度と決して軽率さではない軽快さで1本にしてます。
飯の食い方に現れるその人の人生における現在地点、生き方。
老夫婦の旅と若者の新婚旅行。
別荘へ来た当初は俗…
淡々としている。
なのに人間の生々しさが凄く伝わってくる。
詳しい生い立ちが出てくるわけではないけど、節々からこういう人生送ってきたのかなと一人一人が思わせてくれる。
ここでの数日間の出来事が、森本…
公開当時観損ねてから実に25年、やっと鑑賞。
乙羽信子さんが好きだったけど、公開時は既に亡くなっていたんだよなあ。
杉村春子本人をモデルにしたような老女優の、避暑地での出来事。乙羽信子はその別荘の管…
*一人の老大女優が別荘を訪れ、老と人生、そして死に向き合っていく*
コミカルで、日本っぽい映画。非常に日本くさい。都会人容子が訪れる田舎の土地。観客は容子の目を通して、土着信仰の文化を見せてもらう。…
近代映画協会