藏に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『藏』に投稿された感想・評価

大正から昭和にかけて新潟の酒蔵豪商一家の当主(松方弘樹)を中心とした波乱と激動の一代記。絶対的家父長として家業発展に精出すが子宝に永年恵まれず待望の跡取り女児を得て“烈”と名づけ愛情注ぐが、幼年期に…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

宮尾登美子原作小説の映画化。
ファンなので、「鬼龍院花子の生涯」「陽暉楼」「序の舞」「櫂」「夜汽車」「寒椿」と、小説も読み映画も鑑賞してきた。

降旗康男監督。

任侠とか遊郭という舞台ではなく、地…

>>続きを読む

降旗康男監督作品「鉄道員」で高倉健の去りゆく男の魅力を描ききった監督ですが本作。原作ありの映画化としては60点ですが、バブルスター松方弘樹の男の魅力映画としては120点です。
地主、酒蔵の主としてス…

>>続きを読む
3.3

GYAOで。

若い頃の西島秀俊が、初々しくて瑞々しくて、米とぎの歌なんか歌いながら踊ってたりして、いいもん見た。蟹江敬三に高速ビンタされてたり。

他にも、なかなか豪華なような懐かしいようなメンツ…

>>続きを読む
asa
4.0
宮尾さんの作品の中で一番好きな本だ。
もろみの温度が上がった時の雪を抱かせるシーン

恋の始まり

爽やかな酒の味

爽やかで潔い心根
新潟の蔵元の長女に生まれ、不治の病夜盲症である烈が成長する姿を描く。大人の中で烈が純粋に自分の道を模索し、見つけていくのが印象的。
酒屋の蔵元と徐々に視力を失っていくその娘のお話

「烈は嬉しかった、烈んこと普通の女として見てくんなさる方があると思うとうれしくて思わず涙が出てきて恥ずかしかった」

文部省選定の真面目なお涙の映画ですけど、やはりこの手の映画にはヤクザな役どころが出て来ないとイマイチ盛り上がりに掛けるかな!松方弘樹も少しは暴れるますが、田舎の堅気の旦那様そのものでした。デビューし…

>>続きを読む

降旗康男『藏』新文芸坐。
舞台になる新潟の古い蔵元、田乃内家の厳格でありながら人の細やかな鼓動や淫靡を感じさせる旧家の佇まいを表現する西岡善信の美術と森田富士郎の撮影の見事。若い芸妓を嫁にすると言っ…

>>続きを読む
もうなんか古臭くてちょっと見るのツラかった。

20年前の西島秀俊が見れる。

この家庭、人死にすぎ。

あなたにおすすめの記事