このレビューはネタバレを含みます
1953年という製作年を考えれば十二分に怖い傑作SF。
19世紀にこんな原作を書いたH・G・ウェルズさんは凄い。
宇宙船の形状は石森章太郎の『サイボーグ009』を始めとして、日本の様々なSFにも多大…
この映画が「ゴジラ」(54年)を嚆矢とする東宝特撮映画に与えた影響ははかり知れません。
確かに「キング・コング」(33年)や「原子怪獣現る」(53年)も「ゴジラ」のヒントにはなっているかもしれない。…
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1953年/アメリカ/85分
HGウェルズ原作の『宇宙戦争』の映画化オリジナル版。トム・クルーズ のリメイク版はダコタ・ファニングが喧し過ぎて苦手なんだよね。
滅亡寸前の火星人が圧倒的な武力で地…
クライテリオン盤Blu-rayで久々の鑑賞。
とにかく特撮が派手で楽しい本作。中盤の米軍との戦闘や最後の都市破壊シーンは今見てもかなりの迫力だ。
通常兵器では歯が立たず、核兵器でも傷ひとつつかな…
宇宙空間で唯一の肥沃な惑星である地球を乗っ取るべくやってきた火星人と戦争。SFの父HGウェルズの原作の映画化作品。宇宙戦争と銘打ってはいるものの、宇宙を舞台にした戦争ではなく、地球にやったきた宇宙人…
>>続きを読む・圧倒的な攻撃力で攻められる、それに抵抗しようがない緊張感で公開当時はショックを観客に与える作品だったと思う。まあ現在ではその受けるショックは弱くなっているだろうけど、緊張感が張っていて目を離せなく…
>>続きを読む地球侵略SF映画の、不滅のマスターピース。
当時最高峰の特撮に、独特の宇宙船フォルム、子供向け絵本の様にビビッドな色彩、ド派手なSE、人類と地球文明を蹂躙する圧倒的な暴力と破壊の享楽。スピの911み…