【1946年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
連続で木下恵介作品。裕福で由緒正しい大曽根家に降りかかる戦争の影とその夜明けが実に見事に描かれた秀作。
アメリカでは『我が人生の最良の年』なんか…
終戦直後に作られた痛烈な反軍国主義映画。木下惠介監督の戦後第1作にして初めてのキネマ旬報ベストワン作品。1943年から敗戦までの2年間で自由主義の家族が悲劇のどん底に落ちていく過程を描く。脚本は同年…
>>続きを読む黒澤明「我が青春に悔いなし」のGHQ迎合一辺倒の作品とは一線を画す木下恵介監督の、戦中戦後の端境期日本を、自由主義を家風に持つ中流家庭の大曾根家に迫る軍国主義の嵐🌀と敗戦の波🌊が押し寄せる波瀾万丈を…
>>続きを読む木下惠介初期作久しぶり観る
昭和18年から20年のクリ
スマス。戦争下の中で3人の
息子を失う大曾根家の絶望と
希望。反軍国主義映画
小沢栄太郎演じる叔父。強烈な軍国主義
である軍人の彼に翻弄さ…
姿勢に賛同しながらも中味や演出に引いてしまうものがあってあまり好みじゃない。
1946年ということで、戦争中や戦前の体制への反動や、あらたな検閲や事情もあるのだろう。それでも時代の産物ということで星…
終戦記念日という事で鑑賞しました。
杉村春子さんの芝居はホントいいなあ!
生々しくて好きですね☺️
戦争によって引き裂かられていく、シングルマザーの悲しみ。
戦争の悲しみと重みがズシンとくる反戦…
終戦翌年のキネ旬邦画ベストワン、長年観たかった作品をHulu接続でやっと観ること出来た。何不自由ない暮らしをしていた大曾根家の面々に戦争の暗雲垂れ込める。長男が思想犯で捕らえられた事で軍人の叔父は長…
>>続きを読む『陸軍』でも見られたようにお上の息が掛かろうと、木下恵介なりのやり方で作品をつくる。
ただそれだけにラストは逆にGHQの色が強すぎて、蛇足というか木下恵介の作風に馴染まないような気もしたり。
大曽…