このレビューはネタバレを含みます
イッツノットミーで引用されていたので観てみました。
話は下世話でたわいないものだけど、この映画の形式みたいなものがあると思って観るととても面白かったです。
ストーリーよりも演技よりも映画の作り自体が…
客を待ってるタクシーを奪うために出された紙幣からとにかく紙やら何やかんやが人から人へとを渡って行き物語が進む。そして最後は拒絶された紙が夫婦仲を救ったりしてさすがのオシャレさ。
ラストの三角関係の人…
すんばらしい。
感情とは別に自動的に動く人間たち。
たとえば紙を渡すだとか、花を落とすだとか、布を着けたり外したり、最小の労力で最大効率で俳優をコントロールする。そもそもこの映画のドラマは予約タクシ…
ロタール・シュミットの戯曲をパウル・ベルンが脚色したエルンスト・ルビッチ監督作品。サイレント、染色、サウンド版。二組の巣薄の浮気騒動を描いているが、本作のリメイク、「君とひととき」の方が楽しめるのは…
>>続きを読む片岡一郎弁士好き。
妻を愛している男が押しに弱いが故に妻の親友の性悪女に振り回され、何も悪い事をしていないのに散々な目に遭う…笑。アンジャッシュのコントみたいで、めちゃくちゃ面白かった。
グスタフが…
めちゃくちゃ上手い。
次々と起こる出来事に対する登場人物の反応がその人物のその境遇における感情をしっかり想起させるものだったり、あるいは先の展開をあれこれ想像される刺激的なものだったりして大変面白い…
『カンバセーションズ』を見てこの映画を思い出しました。
この映画とてもお洒落に夫婦関係の機微を描いています。どちらかというと結婚して数年、そろそろ倦怠期に入りかけた若い夫婦の物語ですね。
ど…
シネマヴェーラ渋谷で『君とひととき』(ルビッチ監督『結婚哲学』のセルフリメイク)を観たので、購入DVDで『結婚哲学』を久しぶりに観た。
本作の初見は1994年1月、その後も繰り返し観ている。
もと…
マツダ映画社