2025年41本目(新作12本目)
フキの好奇心旺盛な性格、存在が光の様だった。
現在、過去、妄想、夢。どれも同じ様に撮られたシーンはエドワード・ヤンの映画の様だった。
監督の映画に常に“死”がある…
良かった。
整理された感情表現や論理的思考のできる大人とフキの反応の違いがとてもリアルで。
フキは父の闘病を長く見てきたからある種の慣れや麻痺もあるのだろう。
悲しみという形が表れるのではなく、「…
映画の詩的美学に満ちている。相米慎二へのラブレターでは終わらない輝きを秘めた大傑作だ。作品全体を包む優しさ、哀しみが唯一無二のリズムを生み出していた。心の痛みに必要なのは、励ましではなく、寄り添うこ…
>>続きを読む時代は1987年。主人公の女の子は11歳。
私は小学2年生だった。
当時の空気感は、子供ながらのフィルターを通して朧げに記憶している。
かなり解像度の高い時代描写だと思った。あの時代を経験した年齢が…
1〜2分間のカットが連続し、一切の説明口調が無い。
観客がその【行間を読むことで物語が進むタイプの作品】でして、私はソレが苦手😅
普段は…ね…
ネットが存在しない時代ならではの危ういエピソードが物…
本作には、いわゆるロリコンを想起させる場面が少なくとも三箇所確認できる。
第一に、冒頭に挿入される一連の映像である。そこでは、複数の外国籍の幼い少年少女が泣き叫ぶ様子が、意図的に編集されたかのよう…
苦しかった。
なぜかフキちゃんではなく両親に感情移入してしまい、色々思い巡らしながら鑑賞。
母と子、父と子、母と父、それぞれ違う愛の形が角度を変えて生活の折々で表現されている。何も変わらないけど、き…
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