こんなにも全てのシーンが印象的で心に響く作品に出会えたことに感謝。
ストーリーはよくよく考えるとすごい展開をしてるのだけれど、淡々と少女の感受性に寄り添うような描き方。
語りすぎず、映しすぎず、だけ…
「PLAN75」で衝撃を受けた早川千絵監督の作品なので鑑賞した。
PLAN75は社会的なテーマだったが、この作品は病気で入退院する父圭司(リリー·フランキー)と仕事や看病に奔走する母詩子(石田ひかり…
「ルノワール」
カンヌ映画祭コンペティション部門出品ということで鑑賞。
癌を患って死の淵にいる父親、戸惑う母親、
そして小学校5年の少女。
父親と過ごす貴重な時間、しかし特別なことをする訳ではな…
12歳の少女の目線で、日常を淡々と写し出している感じの作品。根底には「死」がテーマにあった。大きな事件みたいなのは起きないけどでも、人の日常ってこういう風に淡々と続いていくものだよなと。鈴木唯さんの…
>>続きを読む11歳のフキの好奇心は旺盛に、そしてその眼差しは至って冷静である。彼女の外側で起きていることへのリアクションが徹底して“観察”だった。
まさにその観察が暴き出す大人たちの世界はとても生々しい。それが…
次郎さんではなく中島歩さん、そして監督の早川千絵さんの登壇もありとても良い映画だった。11歳と言う大人と子供の若干子供寄りの立ち位置にいる主人公が大人社会を垣間見る。学年もほぼ同じ女の子を主人公に…
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