結局のとこ、何故ラスト
ジャンヌとくっついたのか…?
そこが難しかった。
『おおジャンヌ
君に辿り着くのに妙な回り道をした。』
この台詞から彼女を愛していたけど、自分の気持ちに正直になれなかったと…
こんなスリ絶対バレるだろとかリアリティに欠ける部分はあったが、スリをする時の演者の手といい目つきといい、なんか自分もスリしたくなっちゃうような(笑)気持ちがして、キャストに思わず魅了されてしまった。…
>>続きを読む自分にとって、ロベール・ブレッソンの映画は敷居が高い。観ていてひたすら堅苦しく、窮屈で仕方がなかった。
その手のインテリゲンチャの方だったらハマるのだろうが、極端に厳格過ぎる演出と何やら正義感が強…
意外なことにロマンス映画でもあった。
スリを行う時のカメラワークには、こちらもワクワクさせられた。この映画が、スリを行うことの善悪がメインのテーマではなく、主人公の弱さに惹かれるヒロインと、また、ヒ…
たぶん「フランス映画1943-現代」読んでて見なきゃと思ったやつ。鉄格子越しの超ラブロマンスで終わったのが衝撃だった。「もううんざりだ!」と物をぶん投げているのにもかかわらず顔は真顔という恐ろしい主…
>>続きを読む「抵抗」で衝撃を受けたロベール・ブレッソン監督作品。
「抵抗」を見た時に、「孤独という主題は、無駄のそぎ落としや冷たさを伴うものであって、ひどく不快で、おそらく耐えがたいものです。」という監督自身…
「ジャンヌ
君にたどり着くのに
妙な回り道をしてしまった。」
馬鹿正直な人間と対極にいるひねくれ者の
不器用な恋物語…だったのか。
好きになれない人間の行動原理には
目を見張る物がある。
身の…
ラストまで漕ぎ着けてやっとほっとする。
主人公のミシェル(マルタン・ラサール)が仕事もせずにスリに手を染めていくのは、そのスリルがたまらないところもあるだろうし、母親との関係の悪さから、決定的…
「嘘をつきは泥棒の始まり」ということわざがあるが、正にその様なテーマの作品で、嘘をつくことの害悪が描かれている。母親や親友など信頼できる人にも本心を隠し、嘘を吐き続ける主人公ミシェル。その嘘は自分自…
>>続きを読むTUTAYAレンタル
静かに黙々とスリをこなす男の日常
主人公に惜しみなく
手ほどきする男の姿は魅惑的だったけど
特に感情揺さぶられるものもなく
でももう少し歳を重ねてから改めて観たら感じるものもあ…