このレビューはネタバレを含みます
そんなにひとりでがんばらなくていいのに……おもわずそう声をかけたくなるが彼女のような社会階層のひとにとってはこんなふうにひとりでがんばるしか道がないのかな、もしくはそれ以外の方法を知る術がない。激し…
>>続きを読む主人公はいつも重いものを持っている。酔いつぶれた母親の体、小麦粉の袋、ガスボンベ…
なぜ彼女だけがこんなに頑張らないといけない?なぜみんな彼女が手にしたものを奪っていく?彼女は死ぬほど頑張っているの…
1999年のカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品。
ヨーロッパ映画特有のストーリー性に乏しい作り。
撮影手法が面白く、ほとんどのシーンでロゼッタの30センチそばから撮ってるので、「手元で何してるの…
ダルデンヌ兄弟監督による、逆境の中でもたくましく生きていく女性の姿を描いた作品。本作は99年カンヌ映画祭でパルムドールと主演女優賞を受賞している。
頑固で真面目で人間不信、母親は酒浸り、仕事も無けれ…
ストーリーは全然違うけどリリア4-ever思い出した。パラサイトで(奥さんは金持ちだけど優しいという台詞に対して)「違うわよ、お金があるから優しいのよ」ってほんとそうだよな。ロゼッタが愛想よく店番し…
>>続きを読む ダルデンヌ兄弟が初めてパルムドールを取ったガーエー。これまで鑑賞したダルデンヌ作品群の中でもズバ抜けて暗くて重いです。
アル中で廃人のような母親を抱えるロゼッタは冒頭で仕事をクビになる。金も…
暗くて嫌な感じだなって途中から仕方ないような気分で見てて、これでユーモアが無かったら(貶してるという意味だけではなくて)本当に最悪だなあと思ったら泥水に急にズドンと落ちて浅いのに脚が沈んで危うく死に…
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持病を抱えながら、普通の生活を送ろうと懸命に職を探す少女ロゼッタの話
冒頭、ロゼッタの喧騒を手持ちカメラで追いかけて、ドアがバタン、バタン、バタンと閉まっては姿を追いかける映像がなんだか好き
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