久しぶりに見返しました。同じワイラー監督の〈探偵物語〉は舞台劇らしさが残る作品でしたが、今作は原作が舞台劇とは思えない程映画らしい作品。
脚本が理詰めで一家庭に押し入った脱獄囚側と彼等を捜索する警察…
上質のサスペンスを楽しむ。
平凡な家庭に三人組の脱獄囚が押し入ります。
命の危険に晒された家族と、必死に逃亡しようとする脱獄囚との息詰まる駆け引きが見事。
監督は『ローマの休日』でも有名なウィリア…
このレビューはネタバレを含みます
ウィリアム・ワイラー監督作。
3人組の脱獄犯によって家に押し入られた家族が味わう恐怖を描いたサスペンス。
本作の魅力は、家族の命を守り切るために父親が取る行動を至極現実的に描いた点にある。そうした…
舞台設定も登場人物も簡潔だから
緊張感が最後の最後まで貫かれてた
昔の映画って余計なことをする奴がいるんだけど
一人もいないからその辺りも安心して観られた
全てが解決してのラスト
自転車を見つめた…
凡庸な家族の肖像(顔)が、危機的な状況の中で、ここまで変容する。
後半は完全にノワールと化し、住宅街の夜を静けさのなかでうごめき始めるものたちの姿、家族たちのあり様に泣ける。この不気味な静寂と命がけ…
欲を言えば、ハンフリーボガートの脱獄を観てみたかった。がそれは一つのシャリに二枚大トロを重ねるに匹敵する贅沢w
ひたすら犯人と被害者家族の駆け引きを魅せられるのだが脚本面がしっかりしており、次の展…