宇宙怪獣ガメラの作品情報・感想・評価

「宇宙怪獣ガメラ」に投稿された感想・評価

Tiara

Tiaraの感想・評価

3.5
バイラスの奇妙さ
串刺しで危うしと思いきや
ガメラ不死身
悪い宇宙人が改心
複数の怪獣を送り込んでくる地球侵略者に対抗すべく、日本に潜伏していた正義の女宇宙人が奮起する。経営難に陥り、虫の息の状態で製作された、大映の特撮怪獣映画シリーズ第8弾。

前作から9年のブランクを経ており、仕切り直しとなっているのだが、肝心の内容は新規ドラマと過去作の特撮映像を編集でつなぎ合わせている、パッチワーク方式によるもの。

少年以外の主要登場人物が女性陣だけで構成されているのが嬉しいけれども、スクリーンに映えるほどの美人は登場せず。強いて言えば、リーダー格のマッハ文朱がJAC的なアクション俳優スキルを発揮しているのが興味深い。

スターウォーズとスーパーマンを多分に意識しており、赤面レベルの寸劇を見させられるが、節操がないのか、はたまた潔いのか、よく分からないトリップ感覚を味わうことができる。そして、ガメラのハードワーカーぶりには感涙を禁じ得ない。
何じゃこれは!
こんなんがあるとは知らんかったわ。
ガメラシリーズのダイジェストとして観ればちょっと嬉しかったけど…。
筆舌に尽くしがたいとしか言いようがない。あまりに予算がないので冒頭のスターウォーズのパクリ場面とかイラスト処理ですがイラストって。一応宇宙船のモデルは作ったが動かしたり効果付けたりする予算はないのでガメラと宇宙船のバトルはしつこい切り返しとクロースアッブだけで表現って!いろいろ、映画の限界領域に達している気がする。

良い宇宙人がマッハ文朱。世代的に知らないかったが女子プロの人か。戦隊ヒーロー的な変身振り付けにちょっと空手の型が入ってるのはそれゆえかもしれない。悪い宇宙人との格闘シーンあるのもそのためか。かっこよかった。

音楽の菊池俊輔はこの頃ドラえもんをやり始めたのでエンドロール曲なんか曲調がドラえもん。
こち亀、キン肉マン、銀河鉄道999、ドジラ(!)、スターウォーズなどなどオフィシャルにもアンオフォシャルにも子どもたちにウケてるものを節操なくぶち込んだ壮絶な子供プロイテーション映画なので、ひょっとするとドラえもんぽい曲調で、みたいな発注だったのかもしれない。

ちなみにストーリーはこの映画から6年後の映画ドラえもん「鉄人兵団」とちょっとだけ共通するものがあったが、藤子F不二雄先生はご覧になってたんでしょうか…
ただでさえ毎回過去作の流用ばかりしていた昭和ガメラシリーズを、さらに流用主体で編集するという、高度なメタ構造を持つ実験作。
もはや子供だましとしか言いようがない作品。過去の特撮シーンを編集してスター・ウォーズブームのエッセンスも入れながら作品にしていて何が何だかわからない。「銀河鉄道999」が一緒に合成されてたのは結構驚いた。マッハ文朱初主演映画らしい。演技は、ひょうきん族での山田邦子のようだった。とにかく子供が不愉快。
Aya

Ayaの感想・評価

2.8
全宇宙支配をもくろむ邪悪星人が送りこむ歴代の怪獣たちとガメラの戦いのおはなし
バルゴン、ギャオス、バイラス、ギロン、ジャイガー、ジグラ全部見てきた甲斐あってオールキャスト勢揃いでテンション上がったwでも戦闘シーンは使い回しの映像ばかりで酷かったな
設定が色々スターウォーズのパクリ
ベリーショートのお姉さん、動きが機敏でハキハキして宝塚みたいで格好良いなとおもって名前みたらマッハ文朱って笑
虎氏

虎氏の感想・評価

1.6
ガメラシリーズの8作目で昭和ガメラの最終作。
とにかく気になったのは、目玉である筈のガメラのバトルシーンが、過去作品の映像からの流用ばかりであるという事。少しだけ新撮の特撮もあるけど、これで新作としているのは酷いと思う。

敵の宇宙海賊が乗っている宇宙船は、某"宇宙戦争"映画に出てきそうなデザインで、映し方もそのまんま…前作のUFOのようにしろとは言わないが、もう少し独創性が有ればなぁと。

少年ジャンプとタイアップしていたのか、"こち亀"と"キン肉マン"の漫画を映し、両さんもどきの実写映像まで実現。一方、ガメラが宇宙を飛んでいると、ヤマト(夢の中)や999と遭遇するのだけど、こちらはアニメ映像との合成。他作品のキャラ等が出てきても嬉しいと思えない演出も珍しいな…。

ストーリーの稚拙さは子供向けだと目を瞑るとしても、作品として手抜きが目立つのは厳しい。有名なシリーズなのに、ここまで酷い作品が存在するとは驚いたしがっかりした…

このレビューはネタバレを含みます

これまでに比べて、演技の上手い子役を使っている。ギャオスはもうレギュラーキャラクターみたいになっとるな。
ワン

ワンの感想・評価

1.0
宇宙で略奪を繰り返す海賊船ザノン号は次なる標的を地球に定めた。
宇宙海賊の配下のギルゲ(工藤啓子)は侵略に邪魔なキララ(マッハ文朱)たちの命を狙う。


これで良いのか分からないが何だかすごい作品。ガメラの戦闘シーンが過去作品の流用という手抜きがすごい。マッハ文朱が何度も何度もする変身シーンのダサさがすごい。地球が舞台で宇宙人に侵略される話なのに地球人がほとんど出てこないのがすごい。ザノン号のデザインもすごいが姿を全く見せないのもすごい。

亀有公園前派出所のあの人(演じているのはペヤングソース焼きそばの四角い顔の人)が出てきたり宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999がアニメのまんまガメラと共演したり意味不明なシーンが逆にすごい。

劇中何度も流れる主題歌の『愛は未来へ…』はさすがにしつこい。