女性の本当の幸せとはを問う作品。
連載途中で絶筆となった林芙美子の小説を成瀬巳喜男監督が映画化。
冒頭の「台所と茶の間との間で、女の命はやがてむなしく老い朽ちていくのだろうか」というナレーションか…
なぜ「めし」なのか??
林芙美子の同名小説が原作。
絶筆となってしまい未完となっていたが、オリジナルのラストを脚色して映画化したとのこと。
清純で無垢で、どこか愁いを帯びた演技のイメージが強い原…
「本当によい料理を作るには、どうしても
よい食器美術を必要とするわけです」
本作は女の幸福論についての高説を最後に垂れるのだが、果たしてそれが現代の価値観に適う普遍的なものなのかについては喧喧諤…
70年以上も前の作品だというのに何故こんなに心が掻き乱されるのだろう。
名作に違いない。
林芙美子の原作である。
戦争の傷痕が薄れた様に見えるが、職安には人が群がり、若者の就職先も2人の求人に20…
・繰り返され、よくなるどころか悪化する気配のある(米の価格の上昇)生活から逃れて、実家に帰り、そしてまた家へと戻る。
・久しぶりに帰った実家では母と弟夫婦が家業を営んでおり、もう既に主人公にとって実…
最近「晩春」も見直したばかりだったので、同年代でも女性の描き方が全然違くて驚いた。
(原作の林芙美子がフェミニズム文学で有名だったのも後から知った)
自宅のロケーションがとても印象に残る。あの小さ…