撮影監督が宮川一夫だからか、子どもの接写でも表情がよく撮れていたような(その割にはドリー撮影でブレたりもするけど)。あと校庭を窓越しに校長室から見つめる笠智衆のショットは、カメラが引く感じもあり、「…
>>続きを読む久々の稲垣浩
知的障害のある寛太少年と触れ合うことで自分のどうしようもない寂しさと向き合うことになるヤマキン少年にめちゃくちゃ泣けた‥
寛太の父親が学校の階段をおそるおそる上るシーンの緊張感と、…
精神薄弱児教育への意識を新たにしてくれる。
おじいちゃん役ではなく若い笠智衆が先生。
良い塩梅の母親役は杉村春子。
クラスに一人いる薄弱児の生徒が、先生の指導によってクラスの人気者のようになり、ガ…
子役でもない一般の子らと、あの演技の笠智衆の共演が最高。
この何時破綻するかも知れない「ほつれ」が愛おしい。
京都生まれ京都育ちの私には子どもらが話す市井の京都言葉が祖母と同じで美しく懐かしい。…
あんまり意識してなかったけど、自分が好きな映画の傾向として、子どもが登場する作品が多いみたい。
「チキチキ・バンバン」「シェーン」「我は海の子」「生まれてはみたけれど」などなど。
ま、本人の精神…
「手をつなぐ子達」観了。知的障害のため何度も学校を変わった少年が、熱心な小学校教師(笠智衆)とクラスメートと出会い、学校が楽しくなるが、そこに札付きの悪童が転校してきたために⋯という話。日本の障害児…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
1948年大映。笠智衆若き教師役。舞台は昭和12年(1937)、知的障害児童“特異児童”の物語。えこのイケメン子役長門裕之なの?(・д・。)
さてなんで今作を撮ったんだ大映…?と軽く背景も考えると、…
知的障がいのかんちゃんをいじめていた転校生の山金が、かんちゃんとの触れ合いの中でだんだんと純粋になっていく話。
笠智衆さん演じる彼らの担任が本当に素晴らしかった。かんちゃんや山金を突き放すわけでもな…