オーソンウェルズの監督、出演のカフカの作品。不条理映画なので観念的。観ているとコメディにもみえるが、人における不安を作品にしている。オーソンウェルズのベッドで寝てたまに起きる弁護士が妙に迫力がある。…
>>続きを読むオーソン・ウェルズ監督が、カフカ原作小説元に製作した映画。
カフカ原作といえば「変身」もそうだが、主人公が朝起きるといきなり理解できない状況に置かれているところから始まり、理解できないまま話は進む…
カフカの未完の遺作『審判』。
安部公房の小説『壁 S・カルマ氏の犯罪』にかなり近いものを感じた。
小説と映画を比べるのもナンセンスだが、審判の方はアバンギャルドな内容の割にシュルレアリスム的な絵面…
原作未読ということもあり(カフカ「変身」しか読んだことないが、それがまた訳分からんかったよ・・)、不条理な夢幻的世界が描かれているのがかろうじて分かったくらいで、殆ど「なんじゃこりゃ!?」だったのだ…
>>続きを読むオーソンウェルズが作り出したイリュージョンに囲まれて身動きが取れない。
映像はシャープでダイナミック、全編予告編。(予告編を作るとして、全部のカットが予告編の材料になりうる。そのくらいカットの切れ味…