審判に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『審判』に投稿された感想・評価

4.0

原作を読んで30年ぶりに再見。どの場面も、俳優の演技、カメラワーク、美術などなどが濃厚に作り込まれていて見所が満載。原作の描く世界をウェルズの解釈を通して映画世界に結実させている。寒々とした集合住宅…

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3.2

原作未読ということもあり(カフカ「変身」しか読んだことないが、それがまた訳分からんかったよ・・)、不条理な夢幻的世界が描かれているのがかろうじて分かったくらいで、殆ど「なんじゃこりゃ!?」だったのだ…

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このレビューはネタバレを含みます

カフカの小説を大胆に脚色して映像化。原作の不条理さとはまた別の意味で理不尽なストーリー展開になっているし、さながら決闘場のような法廷の人混みや、オーソン・ウェルズの弁護士のいる迷宮のような建物など視…

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カフカの不条理小説の映画化。ある朝目ざたら検察官と刑事がやって来てその夜に裁判所に引き立てられるK 。罪状が何か一向に明かされない、馬鹿馬鹿しくなって法廷を飛び出るK。そこから色々な所に繋がっている…

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月影
3.8

このレビューはネタバレを含みます

オーソンウェルズの作品では最高らしいというのでDVD借りて観たのだが、変わった映画だった。
アンソニーパーキンスの役名がジョセフ・Kだったので、第三の男のジョセフコットンを思い出し、すぐに頭に入って…

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カフカの小説に、オーソンウェルズ、アンソニーパーキンス、ロミーシュナイダー、ジャンヌモローなどとにかく豪華なキャストで重厚感あり。話の意味がわからなくてもそれだけで良し
巨大な空間、それを埋め尽くす人、この難解な話がこんな大規模に現実化されていたのだという事実に驚きました。

、旅行鞄を引き摺って歩く女を追う男の場面。階段、ビル、荒地、上り坂、道を横移動が印象的でした

オーソン・ウェルズファン”なら”必見の映画で、本人曰く自分の最高傑作(『市民ケーン』じゃなくて???)だと英語版Wikipediaには書いてある。フランツ・カフカの小説『審判』をベースにした映画で、…

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またまたようわからん映画。
セットとエキストラには圧倒された。
話は正直理解しきれなかったけどヴィジュアルが衝撃的すぎて頭にずっと残る。
整然とデスクが並ぶ主人公の職場やブルータリズム建築をバックにしたシーン。現代じゃ絶対に表現できないと思う。

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