パッションに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『パッション』に投稿された感想・評価

Juzo
4.6

物語よりも映像、説明よりも沈黙を重視した極めて実験的な映画。
ポーランド人監督ジェルジーが、名画の再現を試みる中で、労働問題や人間関係とぶつかり、「なぜ撮るのか?」という根本的な問いに直面します。

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スイスで「パッション」という映画をヴィデオで撮影しようと準備をしている。レンブラント、ゴヤなどの絵画を、セット、衣装、人物で再現しようとしている。撮影はラウル・クタールだ。そしてトラブル続出で、撮影…

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ゴダールだから基本的には大好きなんだけど、なんかこれといってハッとさせられる瞬間がなかったような、、、
例えるならコード進行を美しく見せようとしすぎていてビート感が薄れているような印象。
悠
5.0

映画における「物語」を否定しつつ、それを描き、絵画の「光」を礼賛しつつ、挫折し、人間関係は続きながら壊れ、その逆はない。政治闘争、夫婦の不仲、階級闘争、金銭問題、親しいものとの決別、レープ、未完の映…

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死ぬほど笑ってしまう。これはコメディ映画だと思う。ラウール・クタールが本人役で光が云々とか言ってるのがまずおもしろいし、オチが「MGMが買った」なのもおもしろすぎる。
多分ゴダールはワーナー・ミュー…

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4.6

うぅむ、ふむ、うん。"ぽぇえ"とため息をついた。ここまで画がバチ・バチにキマってると、もうそれ以上は好みの問題になってくるんじゃないかな。
それと、やっぱりゴダールは物凄いということ。工場や撮影スタ…

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なんで点数つけてなかったんだろう
「見なければ書くことは出来ず」という不可逆的な呟きに対して「それを語る前にものを見ることは難しい」と繋げてくる辺りがいじらしいかも
4.2

映像の光の加減にこだわる監督のせいでなかなか映画撮影が進まないお話

ゴダールにしてはストレートなグダグダ映画撮影劇。レンブラントの『夜景』を再現しようと試みながらも光の加減に納得がつかない監督のせ…

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4.2
労働と映画。労働としての映画。MGMを無視して大衆に背きながら、ドタバタに女の裸、車、船などの商業主義的なアイコンを使って映画を解体していく。異常な自信がなきゃこんなことできないよ。
Ryoma
4.3

なんかようわからんかったけども。すげぇよかった記憶がある〜でも全然おぼえてねぇ〜細かすぎて伝わんないけども、妙にエエなぁ。ようわからんけども、絶妙にエエなぁ。ってなる、あの感じ。あの感じがあって、マ…

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