これ最後街に戻る車から急にマリーの家に繋がるのよな、、不思議なラスト
マリーの家は木やツタが生えてたり彫刻が変な場所に置かれてたり見え方として奇妙なんだけど、この人の世界は触覚的なものということだ…
なんというか、郊外へ飛ばされたことで幸せを手に入れた「センチュリアン」という感じの映画でした。冷徹に殺人捜査を進めてきた捜査官が、ある事件を経て今までのやり方に疑問を持ち、真の幸せに目覚めていくとい…
>>続きを読む殺伐として暗くドライな前半から、物語がフラフラと彷徨い出て、どこに行き着くかわからないと思いきや、前半の絶望感に対する優しい救済へと着地する。
うまく言語化できないが、ジャズの曲の中で、長めのアドリ…
地方に飛ばされた暴力刑事が殺人事件の被害者/加害者家族と関わっていく、どう転ぶか全く分からない展開の即物性がヌーヴェルヴァーグ的。
我々の見慣れた映画は主人公の性格=行為が災いして大事件を誘発し、…
刑事の孤独と盲目のヒロインの孤独の共鳴をスタイリッシュに描くニコラス・レイ監督、
ハードボイルド・ロマンの傑作。
都会の捜査で心が荒む前半と田舎の捜査で人間を見つめ直す対比が見事。
娘を亡くした親…
前半の夜の街の濡れっぷりか凄い。艶やかで暴力的な孤独を強いる場所としての魔力が伝わってくる。
この前半におけるノワール感(突然の手持ちカメラの凄み!)があるからこそ、後半の白銀のセラピーパートが効い…
都会の暗闇→田舎の銀世界
前/後半を分ける色彩の構図は言わずもがなだが、それは「暗闇に一人ぼっち」だったジムとマリーの心情変化とも対応しているように見える。
孤独な刑事と盲目の女性。
見えるけれど…
車内から容疑者を追うキャメラの素早さや、ロバート•ライアンが犯人を追う際の動作を追うキャメラ、ルピノへビンタをしようとするワード•ボンドの手を掴んで振り解かれるまでのワンカットなど、アクションが素…
>>続きを読む