『怪異談 生きてゐる小平次』1982 磯田事務所・ATG提携
懐かしいATGの1000万円映画。怪談映画の巨匠中川信夫のミニマムでシュールな怪異心理劇。
ATG(アート・シアター・ギルド)は大き…
既に引退状態だった中川信夫監督に依頼して撮られたATG映画。
兎に角低予算で登場人物は三人のみ。
怪談『こはだ小平次』の映画化だけど単に小平次は殺され損なって追いかけて来るだけな感じ。
予算ないから…
中川信夫監督の遺作。同監督の作品は2作目。登場人物の台詞がリズミカルで、抑揚や韻を踏み、日本語の美しさを映像化した極めて芸術性の高い作品。歌舞伎の一幕を観ているようでした。または『梁塵秘抄』の口伝の…
>>続きを読む中川信夫監督の遺作。3人芝居。
小気味良いリズムとおどろおどろしさがある中での日本古来の美も堪能出来る作品に仕上がっている。そこに調和する宮下順子の美しさが冒頭から炸裂。
2人の男性による女性の奪い…
無駄にシャレオツだし
無駄に新しいくせに
日本人だからこそ感じちゃう懐かしさもあるのよ。
この不思議な感覚なんなん!?
もうね
何から何まで最高すぎる!!
独特の世界観が
ドンピシャ私好みだっ…
幼なじみの3人、今ではおちかと太九郎は夫婦、小平次はおちかに横恋慕。
小平次はおちかに「俺の女房になってくれ」と何度も言いにくるが、おちかはつれない。小平次の気持ちを弄ぶよう。でもどこか嬉しそう。
…
あー!ヒロインの人って宮下順子さんやったんやぁ!マシンボーイってば「闇金リアルゲーム」や「農家の嫁は取り扱い注意!」のお年を召してからの宮下順子さんのがイメージ強くて、若き日の宮下順子さんには全く気…
>>続きを読む22-172
U-NEXT
夏なんで怪談を。
とはいえ、四谷怪談的なヒュードロ系とは異なる、シュールな作劇。
なのだけど、流石怪談映画の匠中川信夫、行水するおちかのショット、蚊帳越しの暗闇、インサー…