ヴェラ・ドレイクに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『ヴェラ・ドレイク』に投稿された感想・評価

odyss

odyssの感想・評価

3.3

【人間のふつうのあり方】

マイク・リー監督作品。2004年のヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞をとったという映画。英仏NZ合作。 

舞台は1950年頃の英国。まだ第二次世界大戦の余韻が残っていた時…

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kaito

kaitoの感想・評価

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2004年の映画だったけど、20年後の今観てより意味のある映画になっていたと思う。

結局のところ、ヴェラを責めたり、裁いたり、許したりしているこの男ども中心の世界とそのシステムのおかげで、女性たち…

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誰かがやらなきゃいけない、でも誰もやりたくないってことをやるって相当な覚悟がないとだよね。安全なところから犯罪だ!って言うのはずるいんじゃないかと思う。
女性にしかわからない。望まない妊娠放棄は女性だけ責められる。理不尽な話。沢山産んでも育てられない。裏稼業は必要不可欠だった。人助けか殺人か難しい。
ちくわ

ちくわの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

うっわ、寂しい終わり方。
ヴェラの優しさからの行いだってみな理解している、、けど時代的にもその優しさを素直に称賛することなんて出来るわけないよね。
お金儲けのために結構同じような事をしていた人がいる…

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人間の善性とは。ヴェラの行動が100パーセント正しいとは言えない。確かに代替案がない中で、彼女の行為が間違っていたと一概に否定することはできない。事実(仮に問題が起こっていたとしても)女性達はそれを…

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MAAAAA

MAAAAAの感想・評価

3.7

若い女性を助けたい
そんな一心でヴェラ・ドレイクは
違法な中絶方法で堕胎してた。

お金もなく望まない妊娠
頼るのはそんな違法な中絶方法しか
なかった時代なんでしょうね。

ヴェラ・ドレイクは
普段…

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ヴェラが純粋過ぎるのか…本心から女性を助けていると思って犯した犯罪に同じ女性として何も言えない。
報酬を貰っていたリリアンはもっと悪質だ。
naka

nakaの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

1950年代の北ロンドンが舞台。つつましくも幸せに暮らす家族四人。家政婦として働く主婦が主人公。前半は主婦の生活をテンポよく描き、後半は一気にシリアスな展開。中絶、女性差別、善と悪、家族愛について考…

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naochan13

naochan13の感想・評価

3.8

重かったけれど観て良かった。
中絶については現代も問題になる。特に宗教が絡んでくると。アメリカなんかわたしからみたら逆行してるし。苦しむのはいつだって女性。「17歳の瞳に映る世界」「あのこと」
「4…

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