忠臣蔵の内容はさわり程度しか知らなかったので、勉強も兼ねて鑑賞しました。
赤穂浪士と吉良の因縁の発端でもある、浅野による吉良への斬り付け事件の動機が本作では分からなかったので、調べたところ、史実で…
赤穂浪士を2時間で表現するのは無理があるが、謎の多い切り付け事件を捨て大石内蔵助を中心に四十七士と戦略を描いた内容は新鮮で楽しめた。
市川崑監督と錚々たるキャスト陣で描いた赤穂浪士は、リアリティーを…
新解釈と謳うだけのことはあり、なるほどと思わせる展開が新鮮で原作の良さが伺える作品。
特にデマを流しての情報戦はリアリティーがあり面白かった。
ただその反動か要塞のような屋敷はやり過ぎ。原作者の池…
削ぎ落とすモノを可能なまで削ぎ落とせ
みたいな、市川崑監督バージョンの忠臣蔵と、大石内蔵助。
討ち入りも、見応えあり、、
宮沢りえさん、、高倉健さんの、、エピソードだけなんか違和感。。
ラストもスッ…
年末の風物詩といえばクリスマスや紅白歌合戦ではなくやはり忠臣蔵でしょう?ということで・・。溝口版忠臣蔵は格調が高すぎて前編のみで挫折したのと深作欣二版は四谷怪談とのマッチング版だったので本格的?(…
>>続きを読む『忠臣蔵』(1958年)鑑賞翌日に、もう一本「忠臣蔵」を観ておこうと選んだのがこの作品。
従来の“仇討ち”という要素を薄め、「大石率いる赤穂藩」vs「色部を軸とする幕府側」という構図における権謀術…
赤穂浪士の討ち入りを「幕府へのレジスタンス」と定義し、徹底した謀略と討ち入りの激しい攻防を描いたのが池宮彰一郎の原作。そこそこ原作を尊重してくれてますね。
中盤のスパイ戦や、要塞となった吉良邸…
石坂浩二が一番美味しいような。
素晴らしい。
石坂浩二が出てくるシーンだけ、異常に締まる。良い。
中井貴一と西村晃も中々。
宮沢りえのうたた寝や丸い頬っぺたはとても可愛いけど、その後の京都弁が下…
なんつっても 高倉健
男の自分にも 彼と死ねれば本望って思わすだけの 頼もし過ぎる上司感…
ま ちょっと寡黙な健さんとは違うし 宮沢りえとの年の差を超えた展開が 羨まし過ぎる違和感もあるけど なん…