ちょうど哲学と宗教の繋がりについて勉強中だったので、この作品を見て改めてこれらは切っても切れない関係なんだなと思った。特に西洋では。
主人公は、俯瞰して見てる感じ出してるけど結局自分の尊厳守りたく…
六つの教訓話四作目。
今作は宗教観に焦点を当てた恋愛。
モード家とつくくらいなのだからモードとのやりとりが多い。
宗教観の違う2人だけど通じるものが多く哲学的な話が展開されていく。
ラストシーンの…
このレビューはネタバレを含みます
自己弁護のために論理を奮ってる時の描写の解像度高い。
映画館で見た方が会話に集中できて楽しめそう。
ラストが毎回素晴らしいな。
あの嘘の深さよ。
自己弁護的でない、主義と離れた嘘を、相手のためにつ…
モード家の室内における切り返しショットや人物配置のバリエーションの豊かさ。人物間の関係性の揺らぎを見事に定着させている。煙草や飲み物を媒介とした接近、学生アパートの狭い一室における、肩と肩とがぶつか…
>>続きを読む相変わらずフランスの恋愛観が素晴らしくて、時々置いてけぼりになってしまう。
そして、哲学や宗教についての会話がメインなので、こちらも時々置いてけぼりに、、、
それでも主人公の妙な信念だけはこれでも…
いつにも増して腹の探り合い、大人な雰囲気を醸し出すロメール教訓話第4話。
メインヒロイン二人が対照的で、でも実はひとつの軸で結ばれていたっていうのがまた何とも。
それまでウジウジした主人公にちょっ…
自我の強い男女が豊富なボキャブラリーで思想をぶつけ合う、セックスよりも濃い魂の触れ合い。『偶然と想像』の第一話で言ってた「エロい会話」って、もしかしてこういうことでは...?
これぞ真骨頂な会話劇…