相変わらずフランスの恋愛観が素晴らしくて、時々置いてけぼりになってしまう。
そして、哲学や宗教についての会話がメインなので、こちらも時々置いてけぼりに、、、
それでも主人公の妙な信念だけはこれでも…
いつにも増して腹の探り合い、大人な雰囲気を醸し出すロメール教訓話第4話。
メインヒロイン二人が対照的で、でも実はひとつの軸で結ばれていたっていうのがまた何とも。
それまでウジウジした主人公にちょっ…
自我の強い男女が豊富なボキャブラリーで思想をぶつけ合う、セックスよりも濃い魂の触れ合い。『偶然と想像』の第一話で言ってた「エロい会話」って、もしかしてこういうことでは...?
これぞ真骨頂な会話劇…
内気な34歳のカトリック教徒、奔放な無神論者の女と友人の哲学教師、ミサで出会ったブロンドの女。パスカルの出生地クレルモンを舞台に、小さな街の小さな恋愛、雪、確率、宗教、哲学、しとしとと降り積もる時間…
>>続きを読むパスカルパスカルうるせえなの巻
エリック・ロメール「六つの教訓話」四作目
モノクロ
会話劇
かなりの割合を占めるこの会話劇が楽しめるかどうかが鍵です
ディベート的な言い合い、腹の探り合い
宗教観を…