小さい頃に見て記憶に残っているのは家政婦のローサとニッロが森の中で愛し合っているのを子供達が覗きに行くシーン。美しい一夏のきらめきと子供達の世界。それが一瞬で壊れるあの瞬間。ムッソリーニが父と同じ様…
>>続きを読む1943年第二次世界大戦下のイタリア、トスカーナ地方。
相次いで両親を亡くした姉妹、ペニーとベビーは農園を経営する裕福な叔母夫婦の家に引き取られる。
叔父や叔母の寛大な愛により屋敷の使用人たちにも…
1943年イタリア、トスカーナで両親を亡くした2人の姉妹が田舎に暮らす裕福な叔母夫婦の元で幸せに暮らすも、ユダヤ人の叔父に危機が迫り家族はドイツ軍に幸せを奪われていく..
何も知らない子供がムッソ…
………うっわぁ…。
光あふれる夏の日々が、
愛に満ちた家族の日々が、
やがて暗い影に覆われていき、
唐突に迎える、あの終盤の悲劇…。
いや、伏線は随所に見せられていたし、常に薄氷の上を歩いている…
2015/2/1鑑賞(鑑賞メーターより転載)
邦題だけ見て、てっきりトスカーナの暖かい大地で登場人物の友情でも育まれるのかと思ってたが、後半ここまで奈落に突き落とされるとは!やむを得ない事情でユダヤ…
「やがて来たる者へ」と似ている第二次世界大戦時のイタリアが舞台の作品でした。ただ、こちらの方がスリルとナチス親衛隊SSの残酷さは少なめな一方、家族愛は多めです。それでも実話ベースと知ると悲しくなりま…
>>続きを読むイタリア映画。2人の幼い姉妹が見たトスカーナの風景。姉妹は「時代」に翻弄されていく。
ユダヤ系人権団体(サイモン・ウィーゼンタール・センター)推奨。先日のハロウィンの時に欅坂46のメンバーがナチ…
二人の姉妹は両親を亡くし、伯父夫婦の元へ引き取られる。
伯父夫婦は姉妹を自分たちの娘同様可愛がり、素敵なおうちで暮らす理想の家族となる。
そして姉妹はまるでトスカーナ版さつきとメイのようだった。賢…
イタリア映画。
相次いで両親を亡くした二人の幼い姉妹が、裕福な伯母夫婦の家に引き取られるシーンから映画は始まります。
映画はこの姉妹の純粋な子供目線を中心に進行していくのですが、時代背景は第二次世界…