第二次世界大戦後のローマで、貧しく暮らす父と子、家族の物語を描いたイタリア・ネオリアリズモの代表作。
哀しい物語でありながら、シンプルなストーリーに、笑えるシーンや美しいシークエンスもあり、…
このレビューはネタバレを含みます
つぶらな瞳の子どもの二つの表情が脳裏に焼き付いている。
お店でお父さんからチーズとコーラを買ってもらった時のすごく嬉しそうな顔。
お父さんが捕まってし聴衆から罵倒された時の顔。
不条理さ、哀し…
第2次大戦後のローマ。傑作も傑作。愛のある不条理ものというか、イタリア流の気高さを感じる。ガキの頃こんな感情によくなった。ハッピーで終わらなくても、見事なオチを迎えなくても、そんな日常が続くのもアリ…
>>続きを読むどうしようもない胸糞感の中に少しユーモアを混ぜてくる感じ、どこかで観たことあるなと思ったら、前に観賞したウンベルドDと同じヴィットリオ監督だった。
見事に父親の見たくない、人間臭い姿を描きまくって…
映画監督が選ぶベストテンにランクインしてたので見たけどそこまでの良さは分からなかった。そっち側に行ってしまうという話。ラストシーン、主人公の悲哀と子供の希望が胸に沁みる。
どうでもいいことだけどこ…
どうなるんだろ?!どうなるんだろ?!ってすっごく引っ張られてのエンディング
え?!って感じ
藤子F不二雄の「ある日…」とはちょっと違うんだけど(だいぶ違うか?)日常を淡々と描いた作品なので今見ると退…
戦後イタリア、仕事に必要な自転車を盗まれた男が息子と犯人探しする。
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第二次世界大戦イタリア降伏が1943年。だから公開されたのはそのわずか5年後。
車や路面電車、人々の服装な…