恋をして、欺かれ、燃え上がったり冷めたり、何とも儚くて熱いひとときだった。演者やロケーションも含め、まさにこの瞬間にしか撮れないであろう奇跡が見事にパックされている。中でもポーリーヌの愛くるしさは破…
>>続きを読む「愛したいんじゃない愛されたいだけ」ポーリーヌに本質をつかれて何も言い返すことがない…抑えきれない恋に従って正直に生きるも愛し合うに至らない苦しみ…なんでおれを愛してくれないんだ、こんなに愛している…
>>続きを読む「言葉多きものは災いの元」という冒頭の言葉通り。
アンリの家でそれぞれ恋愛について語る大人たち。
それを座る場所を変えながら静かに聞くポーリーヌ。
子どもの彼女が一番大人。
年齢関係なく、率…
なんと面白く人間模様を描くのだろう。
巧みな脚本と、自らの真意・愛という言葉に振り回される人物達の描き方が見事。
海辺の良いロケーションと、カット割りの少ない映像で穏やかに愉快に見ることができた。…
今まで観たロメール作品に比べかなりストーリー性がはっきりしていたのが印象的
愛について語った男女たちに訪れる恋愛感情の交錯、堅物男と遊び人の対立、告げ口を嫌う少年、燻る感情がすれ違い続けて終わる田舎…