愛の奇跡/ア・チャイルド・イズ・ウェイティングの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『愛の奇跡/ア・チャイルド・イズ・ウェイティング』に投稿された感想・評価

ryo

ryoの感想・評価

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「彼らは皿洗いもできるし荷物の梱包だってできる」
「それで幸せって言えるのか?」
「私たちだってその程度だろう」

アホだから父親が振り返らずに車で発つ冒頭を見て「ああこれは親子の視線が交わって終わ…

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Ray

Rayの感想・評価

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ずっと泣いてた
カサヴェテスの弱者に対する眼差しは間違いなく純なるものなんだけど、自分もその視座に立てているかは不安になる。
泣きながら自分に対して懐疑的になった
濱口『ドライブマイカー』的な終盤なし崩し上演の展開でよくないと思った。カメラから人を切れさせる動きの反復がおもしろかった。
mare

mareの感想・評価

4.0

大半の者が社会という籠の中で閉じ込められ、規範に則り"普通に過ごしていく"術をボーダーラインとして生きていく中、そんな枠組みこそが、生まれついた人間の在り方を縛っている。これは非常にカサヴェテスのイ…

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トーン&マナーはあくまで50年代のハリウッド映画だけど、安易に2人の仲を恋愛ごとには持ってこないところに誠実さを感じる。脚本はカサヴェテスではないようだけど。

ほんとにカサヴェテス撮ったのか…?というくらい40〜50年代のアメリカ映画の文脈に沿って撮られてる。

画面としては優等生的な映画だが、ゴダールが主張していた切り返しによる対立構造へのアンサーがあり…

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誰かのための優しさって難しい。
相手を思ってしていることは結局自分のためだったりしてしまう。
相手の立場になって向き合い、
想像することは、どんな愛情の中でも容易くないし、すごく大事なこと。

今の…

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ENDO

ENDOの感想・評価

4.2

知的障害(精神遅延)者の中でルーベンだけは健常者。眼球の動きで判別されるその異物感。ガーランドの寄る辺なきその表情にひたすら胸を打たれる。受け身ではなく自助に目覚めるよう促すランカスターの長男は実際…

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カサヴェテス初鑑賞。知的障害児の施設に赴任した音楽教室が少年と心を通わしていく話。監督と製作側で揉めていて監督の意図と違う編集されてるのは知らなかった。本作鑑賞後に何本かカサヴェテス作を観たが、今思…

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ゆう

ゆうの感想・評価

3.8

カサヴェテスの本意でないにしろ登場人物のほとんどが何か人生に疲れ切っているが確かな意志も持っている感じが伝わってくる。
バートランカスターにしろ、ジュディガーランドはイマイチ。

障害を持つ子供たち…

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