人生で一番輝いていて楽しいはずの結婚披露宴すら満足に幸せなフリができないキルステン・ダンストのマジモンのメンヘラ感。第1章はまだただのめんどくさい女かと思ったら第2章では完全に無気力な抑うつの目つき…
>>続きを読む瞬間の長い時間
幸福な結婚式
他者によって打ち捨てられたすずらんのブーケ
去っていく父と夫
オフィーリアの水葬
トリスタンとイゾルデ
スティール・ブレイカー
嘆く者、死と迎え入れる者、無垢なるも…
短絡的に言っちゃうと「自殺する必要もなくこの忌々しい世界が勝手に終わってくれるなんて最高!」という鬱な人からしたら非常に爽快感のある映画なんじゃなかろうか。だって「起きたら死んでねえかな、世の中終わ…
>>続きを読むA"
これ、本当にメランコリアのとき大げさだけど思う部分であるんだよね。押し寄せてくる恐怖感、虚無感。
それをわかりやすく?うまく表現している私としてはラースの初期の原点回帰の作品ともいえる。
観終わった後、なんとも言えない余韻が。
トリアー監督の作品って胸糞悪くて救われない系が多いけど、これはまた違う印象だった。
ジャスティンとクレアの二人が対照的で、どちらに焦点を当てるかによって感じ方…
メランコリア(鬱病)
監督が鬱状態である時に構想された「鬱三部作」の二作品目。
※他2作は「アンチクライスト」「ニンフォマニアック」
冒頭の15分のなんちゅー映像美!
むしろここが最大の見せ場…
結構すき、というか鬱なキルスティンダンストは文句なしにいい。幻想的で美しい結婚式場と対照的で、あの正気を失った虚ろな目とウェディングドレスを着たまま湖に浮かぶ様は1番すきな絵画、ミレーによるオフィー…
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