主人公(ロッド・スタイガー)は第二次世界大戦において、ユダヤ人であるがゆえに、妻子ともども収容所に送られ、妻子は殺され自分だけ生き残り、戦後、アメリカに移り住む。
大学教授までしていた男が、人間不信…
ホロコーストの経験によって極度のトラウマを抱えてしまった主人公の話。
とにかく虚無感に満ちている。
誰に対しても人間的な情を見せなかったり、「金が全てだ!」なんて自暴自棄になったり。
ホロコース…
主人公がナチスの収容所にいた頃がフラッシュバックで何度も映し出されるがサブリミナル効果並のスピードで訳がわからない。
後半の主人公の心の揺れが曖昧でクライマックスもよく分からなかった。
ロッド・スタ…
【瞬き】PTSDが辛すぎる【禁止】
ここまでフラッシュバックが細かく入ってくる映画初めて観たかも。
他のナチスを描いたものと毛色は違いながらも、人生が、そして人間が如何に ひん曲げられたかを淡々と…
同じルメット作品の「丘」でも書いたが、この映画も若者には刺激的かもしれないが私のような中年にはえげつなくて救いが無く、もっと若い時に観ればよかったと思ってしまう。ホロコーストものは本当に観ていてツラ…
>>続きを読む質屋の客と主人公を隔てるフェンスやベランダや庭の柵が、檻のように彼を閉じ込めていて、彼が未だ収容所の記憶から解放されていないことを物語っている。多用されるフラッシュバック、思い出すのは収容所での日々…
>>続きを読むだいぶ前にぼろぼろのビデオで見た以来、いつのまにかDVDになっていたので再見した。ニューヨークを舞台に『夜と霧』と『二十四時間の情事』がやりたいなあという純粋過ぎる動機。俺はシドニー・ルメットっての…
>>続きを読むシドニー・ルメット監督最高傑作。簡単に言えば悲惨な体験から心を閉ざして生きる主人公の日常生活と再生なのだけれど、とにかく重く暗く深く、そんな単純な言葉で説明できない。感情を失った主人公、思いを正直に…
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