家族との時間が、必ずしも幸せだったとは限らない人もいるだろう。けれど、誰もが、どんなにささやかでも、自分が大切にされた記憶のカケラは持っていると思う。そのノスタルジーを呼び起こし、浸りこむ幸せを思い…
>>続きを読む山田太一の原作小説はだいぶ前に読んでいたけど、映画版は何となくそのパッケージから「古さ」を感じてしまいスルー気味だった。
時は流れ、TSUTAYAがバンバン閉店するサブスク時代。
Huluで本作が…
アンドリューヘイの「異人たち」がとても良かったので、原作のこちらを鑑賞。
俳優としての片岡鶴太郎を初めて見た気がする。
なんかすごく好きになってしまった。
なんてチャーミングなんだろう。
「異人た…
テレビの脚本家の原田(主人公)は、子どもの頃に両親が事故で他界。ある日、子どもの頃過ごした浅草に立ち寄ると、死んだはずの両親が姿を現し、失われた日々を過ごしていくが……というお話。
会社の先輩が好…
このレビューはネタバレを含みます
No.4148
『ノスタルジーとホラーは紙一重なのか』
=====================
大林節炸裂の郷愁感たっぷりで、私も父や祖父母など、多くの肉親をすでに亡くしているので、
普…
「ALWAYS 三丁目の夕日」より血の通った懐かしさ
イギリス版リメイクの公開も迫る山田太一原作×大林宣彦監督の名作。葬られた地下鉄の駅からスタートする異界との奇妙な接触は、12歳で亡くした両親と…
©1988松竹株式会社