樹木希林、役所広司が魅せる母と子の物語。
と分かりつつ、私は父との思い出があまり無いので役所広司演じる作家の父とその娘たちとの関係性の方に、色々と感じるものがあった。
さすが樹木希林と役所広司。…
※「例え忘れられてしまってもきっと愛だけが残る」
※実際に世田谷にある井上の自邸でも撮影が行われた。
・2日間で1億1859万9200円
動員数10万8720人
映画動員客数 初登場5位
13.3億…
個人的に家族の物語を描いた作品が好きだ。最も身近かつ普遍的な問題のため、作品を自分に引き寄せて観ることができるからだろう。だが、本作は不思議なことに全く心を動かされなかった。
1番の原因は主人公の…
①役者
宮崎あおい。幅広い年齢の役をこなしているのはもちろん、洪作(役所)の心情を代わりに表現する大切な役であり、洪作とその母親(樹木)の大事なつなぎ役。
②演出
顔のアップ、手のアップが多くて生々…
家族の話。だんだん壊れる婆ちゃんにみんなが振り回されながらも、お互いを尊重し合い、助け合う、とても上品な家族の話。
同じ境遇になったとき、キムラ緑子の役どころになる。
時代背景の建造物の美しさ。婆ち…
1959年。
小説家・伊上洪作(役所広司)は病床の父・隼人(三國連太郎)を見舞う為に実家がある伊豆を訪れていた。
気の強い母・八重(樹木希林)といつものように話すも彼女の物忘れがひどい事が気になった…