斬るに投稿された感想・評価 - 26ページ目

『斬る』に投稿された感想・評価

これだけやって71分はスゴすぎる。ファーストショットから決まりすぎ。
Nao

Naoの感想・評価

3.0
天才剣士・高倉信吾の悲劇の運命を描く。三隅研次の「剣」三部作の一つ。人体両断シーンが有名だけど見覚えないからカットされてるんじゃないかと思ってる。春日太一氏と町山さんによる映画塾の対談が面白かった。

三隅研次監督作品。
脚本は新藤兼人。
1962年公開作品。翌年公開の雷蔵最高の当り役『眠狂四郎殺法帖』から始まるシリーズの眠狂四郎の原点は明らかにこの作品の主人公『高倉信吾』
1995年キネマ旬報オ…

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catman

catmanの感想・評価

3.8

観る前にハードル上げ過ぎた系。確かに三隅研次監督ならではの美意識が発揮された映像表現は素晴らしく、オープニングをはじめ印象的なショットが度々見られる(人間が縦にまっぷたつはやり過ぎw)。ただ極端にド…

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☆☆☆☆★

ナイフや剃刀等で指等を切ると感じる痛みは、一瞬にして全身を貫く。対してこの作品から感じる痛みは、まるで紙をめくっていたら突如として感じる痛みに近い。始めの内は「ん?」と思うのだが、徐々…

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雷蔵が万里昌代のオッパイの事を考えながら敵を斬りまくる。
なんだか幻想的なような俗物的なような、おかしな時代劇。
敵がシイタケの様に割れるシーンは予告版の方が凄い。

非業の死に取り憑かれた男、高倉信吾(市川雷蔵)の生涯を描いたいわゆる「剣三部作」の一作目。
話法の洗練と主題的な一貫性がまったくオリジナルなスタイルを作り出しており、画面の緊張感が半端でない。
大胆…

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素晴らしい!!!

冒頭2分半。

惰性のカット、惰性の構図がまったくない。
1カット1カットに、理由がある。

これもまた建築映画なのであった。
てぃだ

てぃだの感想・評価

2.8
今の日本映画じゃぜったい作れない非常に静かな映画。男にとっての武士道、女にとっての武士道とは何ぞや。これ脚本が新藤兼人なんだね

このレビューはネタバレを含みます

時代劇に対するステレオタイプな概念をみごとに裏切ってくれたのがこの三隅作品。
ほのぼのとした始まりから、あれよあれよと波乱の生涯を走り抜け、ラストの切腹に至るまでまったく隙がない。美しい巻物絵を観て…

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