ポスターかっこよすぎ、一際目立つ。
市川雷蔵ありきの時代劇。
どのレビューにも「お見事!」てあるように市川雷蔵が出てる時点で駄目な部分が見当たらない。しかし個人的には小林正樹の「切腹」みてしまったの…
天知茂と藤村志保の間に生まれた子が市川雷蔵というすごいキャスティング。天知茂と市川雷蔵のオーラが凄まじい。雷蔵の圧倒的なカリスマのおかげで、80分にも満たない小編が古典芸能を見ているかのような風格…
>>続きを読むオープニングの、まず顔が映って、そこから足元の横移動、フスマを跨いで俯瞰ショット、で顔のアップ、からのタイトルバーンって流れが超カッコ良い。
71分って時間の中で、怒涛の様に時が流れ事が起こるのに…
たった70分の映画だけど、時代劇最高傑作だと思う。
製作は1962年。日本の映画の歴史からすれば、時代劇はこれ以降廃れていくジャンルなんだが、そこは大映時代劇。三弦の構えが邪剣であるように、東映的な…
このレビューはネタバレを含みます
市川雷蔵主演の大映時代劇。「斬る」ということがどういう意味を持つのかを描いた新藤兼人の脚本。全編通して音が非常に少ない。時代劇特有の刀を抜く音、刃のかち合う音、人の肉を断ち切る音など、余計な音が一切…
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