わが恋せし乙女に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『わが恋せし乙女』に投稿された感想・評価

戦地から五年振りに、故郷軽井沢の農場に帰還した兄甚吾原保美は、美しく成長した捨て子の妹美子井川邦子を愛し結婚を望んだが、美子には既に、負傷兵で疎開し町役場に勤務するびっこの恋人野田増田順二がいたと云…

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YAZ
3.6

木下惠介監督作品観る

少年時代に拾われた赤ん坊
と兄妹の様に育てられた甚
吾と美子。成人した甚五は
美子との結婚を望むが

アメリカ映画の翻訳らしい
平原と牧場が舞台の爽快なロケーション
は終戦間…

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ノノ
3.7

男の失恋映画。兄妹で木陰の下で休んでいるシーンや美子が布を振り回しながら丘を駆け下るシーン、甚吾が少年のほっぺをつまみながら涙を流すシーンなど、切り返しや細かいショットの繋ぎ方が独特で面白く、感情を…

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3.6

このレビューはネタバレを含みます

戦後まだ日の浅い頃の木下恵介監督作。
歌声パブで歌われた様な、ロシア民謡風の音楽が印象的。黒牛が牝牛に恋をするが、言い出せなくて…

以下は物語。

舞台は軽井沢の牧場。
白い踊り子衣装に包まれた赤…

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3.9

血の繋がりのない兄妹。兄はある祭りの夜、想いを告白しようと決めるが…

日本昔話を彷彿とさせる始まり方。

孤独な戦地で妹からの手紙を受け取るたびに気持ちを深めていったのだと考えると切ない。

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切ない...お兄さん良い人と出会ってほしい。全編に渡って繰り返される謎の歌。
yyy
3.3
切なさのうまいこと!

ストーリー的にはなんでことないんだけど

誰でも一度はある、あの絶望的な気持ちを思い出させてくれます。

全員いい人。

ほろ苦いが心地よい失恋センチメンタル映画、結構好きな佳編。浅間山麓の牧畜農家、吹き渡る風と広く大きな空が戦後の開放感とのびのびした空気が画面一杯に感じられる。その農家に捨て子として拾われ育った娘ヨシ…

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Omizu
3.4

【1946年キネマ旬報日本映画ベストテン 第5位】
木下惠介作品。兄が妹に恋する、というプロットを聞くと「許されざる恋」に悩むような感じがするが、そうではなかった。

まず妹とはいっても捨て子であり…

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Jimmy
3.3

木下恵介監督の終戦直後の作品。
捨て子を拾った女性(東山千栄子)は、自分の子供(男)と捨て子の女児を兄妹として育てる。捨て子の母親は既に自殺しており、兄妹には「2人の母親は違うんだよ」ということをキ…

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