短文感想 70点
カール・テオドア・ドライヤーの初のトーキー作品。とは言ってもセリフは少なめ。字幕がでかすぎて少し笑えてしまう。吸血鬼というタイトルですが、いわゆるヴァンパイアのような怪物が出てくる…
吸血鬼ってなんなんだろう、と思っていたし、なぜ十字架に弱いのかと言うと、この作品を観るとよく分かった。要するに吸血鬼も悪魔狩りの一種で、さまざまな伝承があるんだろうが、何らかの疫病にかかった人を人々…
>>続きを読む なんだか今までに見たドライヤー作品とはだいぶ作風が違う印象。俳優や顔の微妙な変化を写す演出はこれまで同様あるが、特にクローズアップが多用されているわけでもなく印象的なくらい。
それよりもシュール…
ムルナウの『吸血鬼ノスフェラトゥ』と並ぶ吸血鬼映画の古典的な作品。
冒頭から異様な雰囲気に包まれ悪夢的映像美と前衛性が際立ち素晴らしい。
台詞が少なくシュールで難解なストーリーは夢想家の主人公の体験…
疲れてウトウトしてる日に行ったので寝てしまわないか心配だったけど、内容や画面自体夢見心地だったのであまり支障が無かった。ストーリーの説明はあまりないがめちゃくちゃおもしろい。
影とかどうやって撮っ…
じわりじわりとトラッキングするキャメラがまさしく死の運命であり死神のようだった
ほんとに顔のクロースアップが大得意な作家だと思う
ラストの森のシーンはほんとにおおっとなる
半透明にしたり、吸血鬼の顔…