高学歴や高収入といった属性が大人たちの俗物な本性を隠し、ここぞという時に本音を言わせぬ障害となる。カットをあまり変えず、インテリ気取りたちによる小難しい単語や表現を交えた、中身が有るのか無いのか判ら…
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1979年の作品です。今から45年前の作品です。
そんなに古いんだね。意外だった。もっと新しいのかと勘違いしていた。
勘違いするのも無理はない。このころからもうすでにウディ・アレンはおじさんだった…
ウディアレン脚本・主演・『アニー・ホール』のように彼の淡々としたマシンガン・トークで劇中の男女関係が語られる。冒頭のニューヨークの紹介のパターンから才能を感じさせる。
台本とトークの才能による「語…
再見。素晴らしい。人生ベストテンに入るかもしれない。
モノクロの70年代ニューヨーク、美しい。モノクロの中でいろいろと遊んでいて面白い。部屋の中の引き絵の長回し(やがて転居を余儀なくされるお気に入…
ニューヨークみたいな経済活動が活発な街は人間関係も活発だ。人間関係の動きの速さにめまいがしてしまいそうになる。そんなスピード感を意に介さず、悪態とギャグを吐き続けるウディアレンにどこか安心する。
た…