初サタジット・レイ。wikiで監督について多少調べてから観た。実はジャン・ルノワール門下生。インドで撮った「河」の撮影に参加してたらしい。あとイギリス滞在時にしこたま映画観て「自転車泥棒」ほかネオレ…
>>続きを読む貧困層の家族の日常をゆったり描く映画。特別ストーリーに大きな波は、終盤を除いては無いのだが、綺麗な画作りがすごく魅力的で2時間楽しく観ることができた。母の一家の大黒柱的な、家の名を守る責任感を強く負…
>>続きを読む姉と見たすすきとSLの黒煙が棚引くショットや盗ったネックレスを発見し蓮池に投げるまでの連続したシーンなど印象的な場面が数多くあり、1番心に残ったのはシヴァ神の首に巻いている再生と輪廻の象徴としての蛇…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
音楽:ラヴィ・シャンカール!?誰しもが迎える死、黒煙を吐いた汽車が斃れた人を迎えにくる。おばさんの亡骸の近くには筍が顔を出し、盗んだ首飾りの入った御椀には蜘蛛、これらは輪廻を感じさせ、おばさんの肩掛…
>>続きを読む【1966年キネマ旬報外国映画ベストテン 第1位】
インドのサタジット・レイ監督の「大地のうた」三部作の一作目。カンヌ映画祭ではヒューマン・ドキュメント賞を受賞した。
素晴らしい。サタジット・レイ…
貧乏な一家に生まれた少年オプーが体験する大きな悲しみ。殆ど外に住んでいるような簡素な家、いつもお腹を空かせた兄妹。おばあちゃんと姉の二つの死が物語の大きな動きであるが、登場人物たちは淡々としている。…
>>続きを読む季節が六つに分けられる近くて遠い異国の地インド。異文化情緒にしてはあまりに貧しい人々の日常から捻出される自然の美、カラーがモノクロームを越えられない絶対的な理由がここにある。
ラストの引越しも将来…
なんて美しい…!!!
お菓子屋さんを追いかけていく姉弟とそれを追いかける犬の姿、走る汽車を見る姉弟、頭に雨粒を感じて傘をさすおじさん、本降りになった雨の中踊る姉。
全てに情緒が溢れていた。
ラストに…
インドは子供と老人に厳しい
女性が強い!生活力のあることが権限を握ってるようです
老人たちのハイテンションは迫力でした
特に台所からこっそり拝借するおばちゃん
シタールがたまんない
インドの風景と…
पाथेर् पांचाली
Pather Panchali
一面金色のススキ草原と鉄道とのコントラスト、風に煽られて翻る蓮の葉、木の下でショールに身を寄せ合い嵐が過ぎ去るのを待つ姉弟等、過酷な物…