【フランスにもKANON的話ありけり】
ジャック・ロジエの『オルエットの方へ』を意識したようなこのロメールバカンス映画は、飛んでくるフラグをバカンス青年が処理していくギャルゲームービーだ。
次々と…
ロメールの伏線術がとても面白い。
邦画のあからさまさに比べて、とても自然で納得がいく。一度見ても気づかないことが多く、全体的にはシンプルに見えてもそこには熟練の技がある。
ギャスパールが主人公では…
…マルゴ派!
ブルターニュの美しい夏の景色と音楽。マルゴ(だって『海辺のポーリーヌ』のアマンダ・ラングレ!)に浜辺🏖で声かけられたらズキュン。もう恋に落ちるし、毎日一緒に散歩して、なんでも話せる…
ラノベ、あるいはギャルゲーの類。フランス産ラブプラス。(日付が表示されるあたりも、ギャルゲー感ある)
あの独特のわちゃわちゃ感、ドキドキ感、アホらしさが満載で、たいへん面白かった。いずれのヒロインも…
あんまり恋愛経験のなさそうな数学専攻の男が三兎追う話
非常に面白かったっす!!
特に最後の電話のシーンがジェットコースター的でよかった
あと船乗りのうたが結構よかった
フランス人ってやっ…
正しい若さが溢れた健康的で可愛い映画。主人公の優柔不断とぼやきが楽しい。一緒にいて落ち着く友達のような娘、一緒にいると気分が高揚し夢中になれる積極的な娘、そして、つかみ所が無く不思議と追いかけたくな…
>>続きを読むエリック・ロメールの四季シリーズのなかではこれがいちばん好きかな。
ナイーブで優柔不断でナルシスティックでカッコ悪い(メルヴィル・プポーは格好いいけど)ガスパールに共感せざるをえない。
アマンダ・ラ…
エリック・ロメールってさ、なんでもかんでも漠然と一部の界隈で高く評価されがちだけど、凡人の僕でもこれだけはとても面白いと思ったんだよね。女子らに翻弄されるある青年の話なんだけど、最後は振り逃げ三振で…
>>続きを読む©1996 Les Films du Losange