井上靖の原作を、監督・熊田啓監督、脚本・依田義賢で映画化し、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞。外国人に内容がわかるのかな?
千利休が死んで27年後。利休はなぜ秀吉に切腹させられたのか、どんな気…
井上靖の原作を依田義賢が脚色、熊井啓が監督した、三船、萬屋錦之介共演の作品。利休の弟子、本覚坊が、利休の死の真相、茶会にいた見知らぬ人物などの謎に対峙するミステリアスなところが面白いのだが、重厚な描…
>>続きを読む『利休』の一年前の公開作品。
両作を通して利休及び茶道ブームが起こったと千宗屋さんの著書『茶 利休と今をつなぐ』 (新潮新書)に説明がある。『利休』は主に本能寺の変以降の利休の後半生にスポットが当て…
勅使河原宏の『利休』と同じころ公開されて、狂乱バブルの時代に一瞬プチ利休ブーム来たよね。世間が空前の『カクテル』ブームに沸くなか邦画界はお茶で対抗かよ!って感じだけど、一応没後400年の節目の年だっ…
>>続きを読むお茶の先生をしている祖母と鑑賞。
茶の湯の世界に足を踏み入れ、魅了されると命懸けであり取り憑かれたようにのめり込むもの。
千利休の生涯にとても共感していて興味深かった。
映画を通して祖母の信念も垣…
奥田瑛二が利休かと思ったら利休は三船なのね。本覚坊ってこんな顔なのって思わず画像検索したくなる奥田瑛二のへのへのもへじな表情。利休大好き錦之助が奥田瑛二に何度もねだる利休バナ。思い出バナに差し込まれ…
>>続きを読むレジェンド級の名優達がとにかく豪華。
千利休の弟子が主人公。
利休亡き後に利休について
語り合ったり回想したりなので
時代が行ったり来たり。
この辺も含めやや難しい。
行った事があるお寺がいくつか…
このレビューはネタバレを含みます
本覺坊と有楽斎の語らいを中心に、利休の死の謎を追っていく。
BGMはほとんどなく、自然音がその代わりとなっている。四季の描写が美しい。やはりこの監督はどこで止めても画が綺麗だと思う。
「無」では何…
「千利休 本覺坊遺文」は1989年の107分の作品。京都の大徳寺は利休の死の原因と関係する金毛閣(外観の鑑賞のみ可能)や利休の墓(聚光院にあるが特別公開の時でも見られない)があり、利休との関係は深い…
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