一人息子に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 2ページ目

「一人息子」に投稿された感想・評価

デニロ

デニロの感想・評価

4.0

帰省した二男がこんな話をしていた。仕事で通っている農家で猫が生まれた。そのうちの一匹が、成長が悪いのか病気なのか痩せこけていたので農家の人に断って保護した。病院に連れて行き、抗生物質を買い与え、栄養…

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anna

annaの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンの母の顔つきと、製糸場の閉じられた扉(正面と、斜めの角度)に想いをはせる。

2024-23

「東京物語」や「秋刀魚の味」の小津安二郎監督作品。東京で学ばせるために必死でに働いてきた母親と、東京の生活に挫折した息子の衝突を描いた作品。

さすが小津監督。親子の微妙な距離感を…

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優しい子にそだってほしいって願いはあるはずで、なのに気がつけば金金金。ただし金も重要なので要はバランスな訳だが、程よく稼いで優しい人が良いと思うわけです。この映画を観ても。
当時から危惧されていたで…

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Sari

Sariの感想・評価

4.0

小津安二郎のトーキー第一作。
原作ジェームス・槇は小津のペンネーム。
オリジナルアイデアや原案の構想を立て、シナリオは池田忠雄、荒田正男と3人でまとめ上げた。

夫を亡くした母は田畑を売って息子を東…

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takakyon

takakyonの感想・評価

3.5

貧乏ながら一人息子に学校へ行かせ苦労した母親。久しぶりに息子に会うため上京するも、息子は競争社会の厳しさに疲弊し出世を諦めていた。コテコテの人情物だが、日守新一の笑顔が段々緩やかになっていく演技が良…

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勉強ができるからと息子を信州から東京へ送り十余年、貧乏しつつもその成功を信じ、やっとこさ会いに行ってみると結局息子も貧乏をしている。それじゃあ喋れないだろうと思うくらい白い歯をニッと剥き出して笑いな…

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うどん

うどんの感想・評価

3.9
女手ひとつで育てた息子の近況にショックを受ける母。

小津監督初のトーキー作品!

母と息子の激論はどちらの考えにも寄り添いたくなり辛い。

飯田蝶子は当時30代ながら既に老け役が板についてる。
Haruki

Harukiの感想・評価

3.8

女手ひとつで何とか進学させた一人息子が、東京で貧しい暮らしをしていると知った母の葛藤を描く作品。

小津安二郎監督の初トーキー。

いざ上京した息子は野心も失い、貧しく場末で暮らしていた。
そんな息…

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1936年に製作したとは思えない映画。

親子が鑑賞した外国映画を彷彿とさせるラストショットで締めることによって情感のある映画になってる(ラストショットの前の一連のショットがフリにもなってる)。

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