構図やカメラワークの美しさは言わずもがな。さすが溝口健二作品。
祇園に生きる舞妓たち。姐さん木暮実千代の所作の美しさ、足袋を脱ぐ姿は息をのむほど色っぽい。見世出しの時の若尾文子も本当に愛らしい。
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縦の構図、パンフォーカスの透明感、黒の引き締まり具合。すべてが芸術レベル。
圧巻はラストの木暮実千代が足袋を脱ぐシーン。舞子が足袋を脱ぐのは仕事終わりか、情事の時だけ。要は境界線なんですよ。プライ…
まず、あんまり溝口っぽくない、成瀬っぽいと感じた。構図はやはり素晴らしいものの浮遊するカメラが見当たらない。
「祇園の姉妹」と同種のテーマだが(連続柏手シーンがここでも)、比較するとまだ救いようがあ…
富士山と並び評される日本の美の象徴、生きた芸術であり無形文化財、しかしその内実は、所詮は金で囲われ男の慰み物にされるしか生き抜く術を持たぬ悲しき籠の鳥であり、かつ日本経済を滞りなく回すための潤滑油で…
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2016.12/23@角川シネマ新宿
若尾文子様トークショー付き上映にて
映画始まる前から高揚していて映画どころではない!という感じだったことはさておき、二度見ると理解が深まるところが。…
若尾文子の少女と大人の女性の合間の、一瞬しかないであろう美しさにやられました。
絵のような映像、モノクロのコントラストの素晴らしさを堪能できる作品でした。
最後のシーンも掛け値なしに母娘になってゆ…
若尾文子さんにガチ恋。
まさに文化財級の作品。
もうほんと若尾さん好きすぎる。
同じ時代に同世代でいられなかった事を恨むほど好き。
今すぐ俺も50才年取りたい。
そしたら意味ないか。
若尾さん以外も…