このレビューはネタバレを含みます
「オリジナルと贋作」という主題とその変奏(「自然/芸術」「現実/虚構」「理想/現実」など)を一組の男女の会話劇に集約させ、最後に脱構築する怪作。
のちにオリヴェイラ『神曲』を観たことで気づかされたが…
イランの巨匠アッバス・キアロスタミの晩年の作品で、フランス・イタリア資本での映画です。イタリア・トスカーナを舞台に、フランス人女性とイギリス人男性の奇妙なロマンスのような何かを描いた人間ドラマ。
や…
私の人生エッセンス映画の2本目になった。
ジュリエットビノシュを見て、職業俳優の意義を再確認できて嬉しい。
カメラワークが小津映画みたい。アッバスキロアスタミ監督の1番お気に入りの小津映画って何だろ…
何からしく無いけど キアロスタミ監督作品。
…無茶苦茶難しかった…(-.-)
え?何々??
結果、本当の夫婦なの…???
…一見観客無用な作風で、古今東西、東方不敗?的 映画道に精通した人用…
やはり自分はキアロスタミは後期の作品が特に好き。偽装夫婦たるものは、広義的には血縁主義の否定に近いものであり、ある意味カンヌでウケそうなお堅さなのだが、それをここまで良い意味で卑近にできているのは凄…
>>続きを読む久方振りのキアロスタミ。
『本物よりも本物らしい贋作』と言う言葉に男女の物語。
途中本当の夫婦なのか、愛人なのか、といった疑問も沸きましたが、冒頭の子供の言葉や著作のきっかけから、彼等が偽夫婦だと…
アッバス・キアロスタミのフランス・イタリア映画。イランでの映画製作が難しいのだろう。贋作というキーワードにどっちなんだという感じで男と女の恋愛模様を描く。ほとんど二人芝居の感じだ。台詞が途中で変わる…
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