舞踏会の手帖に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『舞踏会の手帖』に投稿された感想・評価

324

324の感想・評価

3.8
手帖よろしくブックエンド形式にて男たちを美しき舞踏会で挟む。過去、現在、未来とプログレッシブ。男たちのバリエーションと、その美しき傷跡。昔の愛の言葉を覚えているのすごいよ。
花椿

花椿の感想・評価

3.5
20年も前に自分に惚れた男が会ってくれるのは当然だと思っている女の自信も、女を変わらず美しいと褒め思い出を壊さずにいてくれる男もカッコいい。

フランス人らしい粋で洒落た映画。
evergla00

evergla00の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

夫の遺品整理をしていた未亡人Christineが、20年前の初舞踏会で踊った男性達に会いに行く。
ダンス相手の10人中2人は既に死亡し、1人は住所不明。

舞踏会の日付は1919年6月18日。Geo…

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我路

我路の感想・評価

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1980年11月14日 西南会館
併映:月世界旅行
  :裁かるるジャンヌ
  :あこがれ
  :ふくろうの河
いい映画だった…
マリー・ベルの演技が素晴らしかったし、ルイ・ジューヴェかっこよかった

二人の出演作あんまりなくて悲しい

これは深いな。コメディであり、ホラーであり。思い出補正、過去の亡霊、どこまで浸るか、断ち切るか。16歳で人生最大のモテ期かあ。自分の人生だったり、あるいは実在する有名人の紆余曲折だったり、具体的な人…

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よっぽど不幸な結婚生活だったんだろうか…曾ての愛を訪ね歩く姿には悲愴感漂い、メンズ達にしてみれば 甚だ迷惑この上ない。失恋して自殺したと聞いて自尊心が沸いた?結婚式で自己顕示出来た?所詮 お金持ちの…

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nancy

nancyの感想・評価

4.2

名匠デュヴィヴィエ監督の作品。原題はUn Carnet de Bal。原題そのままのタイトル。この時代、オムニバス映画は斬新な手法だったのではないか?1人の美しい女性クリスティーヌが、昔の手帳をもと…

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1930年代フランス詩的リアリズム四大巨匠のひとりデュヴィヴィエ監督による追想ドラマ。1938年キネマ旬報外国映画ベストテン第1位。

イタリア北部の湖に面した大きな館。若くして未亡人になったクリス…

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このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦が始まる二年前の映画。暗い世相を寄せ付けない、恐ろしくもある湖の澄み切った絶景から始まるけれど、その湖を黒衣の女が船に乗ってやってくる。夫の墓から戻ったのだ。どんなに世界が美しくとも、…

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