夏の嵐に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 3ページ目

「夏の嵐」に投稿された感想・評価

れおな

れおなの感想・評価

5.0
初期ヴィスコンティで一番好きな映画、映像脚本人物描写どれもすごく好き
午後

午後の感想・評価

5.0

製作費の大きさを高らかに謳い上げるハリウッド超大作とは違うベクトルでお金かかってる。お金かかってるという意識すらないかのように潤沢に、湯水のようにドバドバお金を使っているのが画面の端々から伝わってく…

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映画に裏切りや密告は存在しない。たとえ裏切りや密告が描かれようとも、裏切りに対しては裏切りが、密告に対しては密告が折り返されて、結局は肯定のみの世界が繰り広げられる。そうした二重性を確固たるものにす…

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絢爛たるオペラさながらの恋物語とエンディング
軍服とドレスの煌びやかさ
都市ベネチアの永遠の魅力

男の狡さと純粋さ、女の愚かさと恐ろしさ
究極のエンターテイメントとしての舞台芸術
m

mの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

絶妙な人物造形が巧みだった。
フランツが自尊心の崩壊により狂ってしまうわけだが、そこにいたるまでのフランツの美しさと垣間見える幼児性や無邪気な邪悪さなどが魅力を引き立たせていた。

ただラストの再会…

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Dantalian

Dantalianの感想・評価

4.1

伯爵夫人の女性としてのイノセンス:政治におけるイノセンスの暗喩?
→イノセントだから、対象の実態を知らずに幻想で判断し、行動するので、ナショナリストと革命家にもなり得るし、売国者、密告者にもなり得る…

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オペラのシーンと前線のシーンすごい。ヴェロナステファノ街149の家、良いですね。
nk

nkの感想・評価

4.1

戦争を背景に若い将校と貴婦人の姦通と破滅を描く……というよくあるメロドラマで前半はあーハイハイという感じで観ていたのだが、終盤の画の残酷さには圧倒されてしまった。フランツの部屋の空虚な華やかさ、退廃…

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ペイン

ペインの感想・評価

4.5

溝口の「残菊物語」、吉田喜重の「秋津温泉」、そして本作ヴィスコンティの「夏の嵐」…

最近は美しいメロドラマに魅了されまくっています。

まず冒頭のオペラハウスでのシーンから呆気にとられる。ガチもん…

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pino

pinoの感想・評価

4.1
ネオリアリズモから貴族の生活を描くようになっていったヴィスコンティ転換期(?)の作品

ドロドロ不倫物語
アリダ・ヴァリの悲壮感

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