正直、本作は苦手な一本です。
大島渚監督は、その政治的視点による作品群のせいもあり、
作品の出来とは別にして私の好みのふり幅がとても大きい。
男好きのグラマーな女、
集まってくる様々な男。
…
面白いか面白くないかと言えば、まったく面白くはない。
この映画の唯一の特徴は、ヒロイン、というか、紅一点の役柄である、ネジ子に、まったくの素人をキャスティングしていることだ。
意図はよくわからない。…
中盤までヒロインのネジ子がおしっこおしっこ言っていて話が噛み合わなくてイラッとしたが終わってみたらとんでもなくアナーキーな作品。
いきなり仲間を殺すし何のために戦っているかもわからない。
一番狂犬…
田村正和が大島渚映画出てるとは知らなかった。政治、安保闘争、性、暴力を全部入れてみましたみたいな作品。面白いかと言われると?ですね。こういうアバンギャルドな映画は、大島渚しか許されなかっただろう。大…
>>続きを読むおもんない時の大島渚。
若松孝二の真似事のような気さえする。
この時期の田村正和はアプレゲール青年的な役割が多く、同時代の日本映画にはあまり類似が無い芸風ではあるが、数年後に岡田裕介が引き継いでる…
無性に大島渚監督作品を観たくなるときがあって観たのだが、これは「理解しようと思ってはいけない映画」に見えた。…要は、自分には理解できなかったということです(^^;
「男好きのネジ子」(桜井啓子(新人…
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