無理心中日本の夏に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『無理心中日本の夏』に投稿された感想・評価

3.5

168.3078

最高ね、心中だもの

女が軽蔑する政治運動、男が軽蔑する軽薄なセックス。どちらも同じバカバカしさと熱気が、ラストに向けて収束する様はやはり天才。
なんんて言ったって、画がカッコい…

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ノノ
3.8

理想や持論を持った男たちが集まり外と対立するあいだに内輪で揉めて崩壊していく、それを横で見ながらひたすら男を誘惑する変態お姉さんがフラフラしてる。男たちが熱く燃える中、ネジ子には何の思想もない。全て…

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武器の搬出。制服姿の男たち。警官隊。67年という時代背景が生み出した暗喩に満ちた大島一家作品。
蠍座にて。
3.4
最後のシーンが良かったので、前半のノれなさは気にしないことにした。
o
3.5

初めて出会った男女が共に過ごす話。

セリフも空間もストーリーも現実感のない夢のような印象。不思議なユーモアもあって『絞死刑』にも似ているけど『絞死刑』のような明確な主題がなくて、つかみどころがない…

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S
3.5

変人しか出てこない、大島渚の1967年作実験的アブノーマル作品。全体を観た感想、「若松孝二っぽい」。徹底的に作られた幾何学構図とフィルムノワール的雰囲気と大島渚の政治性・暴力性、ライフルが大好きでラ…

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出だしのカットがどれも魅力的で引き込まれる
どこかで見た意見だけど、学生運動の加熱と衰退って表現がしっくり来た
「男だらけの奇人変人大会」のなかでの、
フーテン桜井啓子の存在意義。と、存在感!

このレビューはネタバレを含みます

なかなかに難解だったけど、武器を持つことの意味や男としての魅力の描写などから、それぞれの登場人物のキャラ付けと立場がうまく戦後の国民のスタンスを表しているっていう夫の解説に至極納得した。このテーマを…

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3.5

死にたいのにギリギリ死ねない男、やりたいのにギリギリやれない女、血気盛んな小僧。その他諸々。

突拍子もないストーリー展開や長ったらしい下りは昔の映画にありがちなものではあるが、その間の構図とカ…

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