初めて出会った男女が共に過ごす話。
セリフも空間もストーリーも現実感のない夢のような印象。不思議なユーモアもあって『絞死刑』にも似ているけど『絞死刑』のような明確な主題がなくて、つかみどころがない…
変人しか出てこない、大島渚の1967年作実験的アブノーマル作品。全体を観た感想、「若松孝二っぽい」。徹底的に作られた幾何学構図とフィルムノワール的雰囲気と大島渚の政治性・暴力性、ライフルが大好きでラ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
なかなかに難解だったけど、武器を持つことの意味や男としての魅力の描写などから、それぞれの登場人物のキャラ付けと立場がうまく戦後の国民のスタンスを表しているっていう夫の解説に至極納得した。このテーマを…
>>続きを読む 死にたいのにギリギリ死ねない男、やりたいのにギリギリやれない女、血気盛んな小僧。その他諸々。
突拍子もないストーリー展開や長ったらしい下りは昔の映画にありがちなものではあるが、その間の構図とカ…
意味を汲み取りづらいのに、何故だか嫌いになれない。
タイトルが全てを語っている、、、?
豊満な肉体を持ち、誘惑する癖に一向に男を釣れないネジ子最高でした。
だいぶぼかして描かれているため、その場…
うつろな男と生きものまる出し女が屍を乗り越えてファイトで"一発"かますまで。そのあと安らかに一服喫いつけて権力?体制側?に投降するのか「アンチ」の偶像かなんかで名を残すのか。時代が時代だしどっちで…
>>続きを読む私はこの作品は安保条約を揶揄した政治的思想の強い作品だと感じました。
白人が始めた戦いに参加する日本人。
そして結局全滅。
そんな感じだと思います。
にしても登場人物のキャラや物語の設定や展開が非常…
大島渚監督の『無理心中日本の夏』(1967)を見た。好色な女性と自暴自棄な男性が一連の出来事で、ヤクザに雇われた数人の殺し屋と一緒に一晩を過ごすことになる。登場人物全員は60年代日本の時事問題の人…
松竹株式会社