男が言う、「君がほしい」
女は言う、「あなたに苦しまないでほしい」
美しいレースと共に空を舞った彼女の沈黙は、「やさしい」と表現するにはあまりにも哀しく、ささやかな抵抗と、潔い受け入れのように思えた…
初めてのブレッソンのカラー映画は、白黒とは随分違って見えた。冒頭のシーンは言わずもがな、カラーならではの色遣いや繰り返さ2人の手のみ映し出されるカットが好きで印象に残っている。
夫婦とは、愛とは…
記録。最初から最後までテンポが一定で、ここで終わり…?と取り残された気分になった。ブレッソンの作品とか映画自体にもうちょい詳しければ構図とか含めより楽しめたのかなと思っている。個人的には映画館じゃな…
>>続きを読む本作を観たのが昨年の暮れで、その興奮冷めやらぬうちに原作を読んでからレビューを上げようと思っていて、どうもドストエフスキーの、あの勿体ぶった語り口とこちらの反りが合わなくて(文章が汚いのも翻訳のせい…
>>続きを読むこの時代の女の人生という感じ。
15歳で結婚しその後すぐ離婚した経歴を持つ当時17歳だったドミニク・サンダが演じたことで更に臨場感、感情や会話のリアルさが増している気がする。(気がする)
彼が、彼女…